4.5話目!! ジョーくんぴーんちっ!! ページ12
自転車を学校に忘れたことに気づいた。
今すぐ取りに行こうとしたら、ソウくんが
ソウ「いいよ!! 大丈夫!! すぐ使うわけでもないし!! いいよ取りに行かなくて〜!!」
と言ってくれたので、明日、取りに行くことになった。
ソウ「……そういえば…A、男の子の友達できたの?」
『えっ? う、うん…』
ソウ「どんな人?」
…ソウくんはいつもは意気地なしだけど、本気で怒らせると物凄く怖い。
(まあ私にはほとんど本気で怒らないけどねっ!)
このときも、正直に言えオーラがソウくんの周りに漂っていたから、私はしょうがなく正直に答えることにした。
『えーと… まだそんなに知らないんだけどね? …サラちゃんと仲が良くて… えーーーーと…………
髪の毛がツンツンして、ピョンピョンしてて、なんか、
バーン!! …って感じなの!!』
ソウ「…あはは、ごめん。 ボクは君の語彙力のなさを甘くみてたみたいだよ。」
…ソウくんってなんでこんなに意地悪なんだろう。人が頑張って説明してんのに〜!!
いつもは優しいけど、たまーに性格が悪くなる。
ソウ「うーん… あっ、もしかしてチャラいってこと?」
『あっ!! そうそう!! チャラいってこと!!』
ソウ「えっ、ほんとにさっきの説明でチャラいってことだったの…?」
一瞬貶された気がしたけど、そんなことはどうでもいい。
私が『チャラい』というと、ソウくんはこれっきり私の話も聞かないで黙ってしまった。
『そっ、ソウくん? ジョーくん見た目は派手だけど、ほんとは全然そんなことなくて、すっごい優しいんだよ? …聞いてる?』
ソウ「ふーん… チャラ男が…Aと… 友達… ふふ… あはは…」
『ソウくーん?
おーい
やっほーーーーー
こんにちはーーーーー
生きてるーーーーー???』
『Aが……チャラ男……一刻も早く……いやでも……いや…Aのためだ……』
やばい…全くこっちの話を聞いていない。
ソウくんは、1度本気で集中したりすると、私の声すらも聞こえなくなる。
そして、1度この状態になってしまうと、ソウくんの考えがまとまるまで、下手したら1時間は動いてくれない。
私は無駄な抵抗はせず、ソウくんをほっとくことにした。
5話目!! メンヘラ、発覚 サラside→←4.25話!!（?） ソウくんは陰キャ
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奇花琉 - そうですか…。作者様のやりたい仕方で頑張ってください！応援しております！ (3月16日 7時) (
レス) @page30 id: d03b24d678 (このIDを非表示/違反報告)
奇花琉 - 狼ゲーム面白いですよね！ちなみに作者様は、どのキャラが一番好きですか？僕は、コウくんです！ (3月11日 12時) (レス) @page24 id: d03b24d678 (このIDを非表示/違反報告)
奇花琉 - めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (1月5日 8時) (レス) @page17 id: d03b24d678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴乃 | 作成日時：2023年11月17日 16時
