スケベ柱が私の胸に文句をつけてくる。【 不死川実弥 】

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なんで破いたんだ……？！
食べるだけなら、普通に首を切るだけで良いんじゃないの！？




鬼の考えていることが読み取れない。








「な、何する気……？！？！」

「だから言ってるじゃん、食べるって…まあ、物理的な意味じゃないけど、ね」
「……？？！！？？？」








そ、そっちの意味の食べる……？？！
私は本当の言葉の意味を知り、顔がサーッと青ざめた。





待って待って、私まだ初めてなのに…！





鬼が初めてなんて絶対に嫌だ、でも、今までの女の子も同じなんだったら何処かに居るはずなんじゃ…？







「……そっちの食べるの意味なら、他の女の子達は生きてる？」
「…あはは、いーや？生きてないよ。楽しんで後に普通に食べちゃった。今は僕のお腹の中にいるよー」

「………っ、はあ？！！！！」







この糞鬼…！
楽しんでから食べるなんて、どれだけ外道なやつなんだ。
…女の子は、さぞ苦しんだろうに。でも、過去を変えることはもう出来ない。

今はこの状況をなんとかしなければ……！









「ま、もう十分お喋りは楽しんだでしょ？すぐヨくしてあげるから、ね、」

「！、い、いや………！！」







鬼が顔を近づけてきて、
唇が重なろうとした。








瞬間、風が勢い良く吹いたと同時に鬼の叫び声が聞こえた




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