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シーク ページ9

『…え?』

Aは呆然とした。まさかあのゼルダ様が…
誘拐?それとももう、殺されて…
私が悶々と考えていると、インパが口を開いた。

インパ「とにかく私たちはゼルダ様を探しに行く。Aは城で兵士の手伝いをしてくれ。」

また城に残るのか。それを聞いたとき、Aは初めてインパに言い返した。

『で、ですが、私もゼルダ様が心配です!それにゼルダ様はこんな何も出来ない私にもとても優しく接してくれました。そんなゼルダ様が…心配じゃない訳ありません!だからお願いします!私も連れていってください!!』

インパは少々驚いた顔をした。そして、紅い目でAを見下ろすと

インパ「………いいのか?」

『え?』

インパ「もう、戻れなくなるかも知れないぞ?私たちも、ずっとお前を見ていられる訳ではないんだからな?」

『…は、はい!』

インパ「フッ。お前は私に言い返すようにもなったんだな。でも、素直でも意地を張っていても、可愛いぞ。」

Aは薄く赤面した。尊敬しているインパに“可愛い”だなんて言われたのだから。

『あ、ありがとうございます!』

こうして、Aもゼルダ探しに同行できるようになったのだ。


〜オルディン火山〜
あっっっっっっっっっっっつい!!

一応メイド服は着替えて動きやすい服にしたが、ここは火山なだけにとても暑いのだ。薄水色の爽やかなワンピースだ。見ているだけでも涼しそうだが…

リンク「しかし、暑いなぁ(;´A`)Aは涼しそうでいいなw」

『いえ…これでも結構暑いですw』

リンク「そっか…。ていうか、僕なんかに敬語使わなくても良いよ♪」

『え?…あ、はい。じ、じゃなくて!うん!』

リンク「フフ♪そっちの方が近い距離を感じるよw」

『わ、私も!』

嬉しかった。ずっと誰にもタメ口で会話したことがなかったため、友達ができたようだ。

インパ「皆構えろ!!」

インパが叫んだ。Aは ついに来た! と、初めての戦闘に興奮と不安を抱いた。
と、その時

魔物に向かって電撃が降ってきた。

皆が驚いていると。

インパ「お前は誰だ!!」

と、岩の上にいる誰かに向かって言っていた。その人はAたちの元に降り立つと、戦闘体制に入っていた。インパとリンクも、とにかく周りの残りの敵を倒してしまおうとその体制をとる。

これが無力な私にとっての、初めての戦い___,


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
よく覚えてないー(;>_<;)

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設定タグ:ゼルダの伝説 , シーク , ゼルダ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:めんごねん | 作成日時:2017年7月24日 9時

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