崩壊 ページ6
兵士1「た、大量の魔物が、この城に迫ってきています!」
ゼルダ、A「!?」
そんなこと今まで無かった。何故、突然魔物がこの国に…
と考えていると、ゼルダが言った
ゼルダ「すぐに兵士全員を集めて城の前を固めてください!私もすぐに向かいます!」
ゼルダは急ぎ足で部屋を出ていった。とり残されたAは、とにかくゼルダの後を追うように部屋を出た。出た瞬間、誰かにぶつかった。
『あ、ごめんなさ…』
インパ「ん?Aか!何をしている、お前は自分の部屋で待機をしていろ!」
『え!?あ、あああはいぃ!』
そうか。私は戦えないから…
Aは少々落ち込みながら部屋へ走る。Aの部屋は一階の玄関?近くにある。
Aはただのメイドだから、位の低さ的に一階なのだ。
途中で魔物に会いませんよーに!(;>_<;)
そう祈りながら走る。やっと部屋に着いたときには汗だくで、床に座り込んでしまった。
『良かったーー!なんにも遭わなかった。』
しかし、自分だけ戦えないのはとても辛い。
今まで皆に迷惑をかけてしまったり
助けられたり色々あったけれど、私だって役に立ちたい!
窓の外を見ようと思い、ベッドに上ろうと立ち上がろうとしたとき
『うわっ!!?』
何かにメイド服のリボンを掴まれ、後ろに倒れてしまった。
派手にしりもちをついたので、お尻がとても痛くなった。
『あいててて……ん?』
掴まれた方をみると、体が赤色の子供のような魔物がてに持っている棒を
Aに構えていた。
『!!!!????!???』
慌ててベッドの方に後退りするが、ベッドまで来てしまったらもう後ろに行けない。
ボコブリン「ギャーー!ぎゃぎゃー!」
『こ、こ来ないでーーーー!』
魔物が棒を降り下ろしてきた。Aは反射的に目を瞑った。
『…………』
しかし、いつまで経っても痛みが走ってこない。Aはゆっくり目を開く。
目の前には一人の兵士が立っていた。
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作者名:めんごねん | 作成日時:2017年7月24日 9時