二つの姿を持つ姫 (ページ37)

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招待ページ37

兵士１「おい聞いたか！？明日、ゼルダ様とAが結婚式を挙げるんだってよ！」

兵士２「へっ！？ま、まじ！？」

兵士１「ああ、だからインパ様が式の準備を手伝えってさ！」

兵士２「そりゃあおめでたいことだ！早く俺たちも手伝わないとな！」

～ハイラル城リンクの部屋～
朝。妖精が、寝ている僕の頭を何回も叩いていた。

プロクシィ「リンク！起きて起きて！！ゼルダ様とAが結婚式するって！招待状がインパ様から届いたわよ！」

その言葉に僕は反応して、跳ね起きた。

リンク「え！Aの相手ってゼルダ様だったの！？」

プロクシィ「明日挙げるみたいだから、そのために町へ色々調達してきましょう！」

リンク「うん！」

～魔女の屋敷～
とある魔女の半身で善の心をもつ白の魔女は、ハイラルの森の奥地にあるもといたところに戻って暮らしていた。

ラナ「あれ？これってハイラル城から？」

郵便受けに入っていた可愛らしい封筒。久しぶりなハイラル城からの連絡で、ちょっとドキドキしながら封を開ける。

ラナ「……！ええ！？う、嘘！？早く準備しなくちゃ！！(〃∇〃)」

～ゴロンの里～
ゴロン隊長「親分～！ラナからハイラル城からの結婚式の招待状が届いたゴロ～！」

ゴロン族の族長は、ゾーラ族の姫君と楽しくお喋りをしていた。そこに、ゴロン隊長が招待状を見せる。

ルト「まぁ！ゼルダとAが結婚するんだゾラ！綺麗にしていかなくちゃ…(*´∀｀)」

ダルニア「そうかそうか！そんならオレも行かねぇとな！」

～影の宮殿～
美しき真の姿を取り戻した影の王女のもとに、一通の招待状が届く。

ミドナ「どこからだ？……ふむふむ、な～るほどね♪こりゃおめでたいな！」

そこへ、(自称)虫さん王国のプリンセスがヒョイと顔をだした。

アゲハ「お邪魔します！あら？そちらのお手紙は…」

ミドナ「ああ、これか？ゼルダとAが結婚するらしいぜ。お呼ばれしちゃった♪勿論、お前も来いってよ♪」

～スカイロフト～
女神の剣の精霊は、空の大精霊と共にスカイロフトのパトロールしていた。

ナリシャ「む？」

ナリシャの口辺りに、封筒が舞っている。

ファイ「これはハイラル城からの招待状ですね。内容は…」

そこで言葉を切ると、暫くしてから口を開いた。

ファイ「どうやら結婚式の招待状のようです。ナリシャ様、ハイラル城に向かっても宜しいでしょうか？」

ナリシャ「おお勿論だとも！」

ファイの口角が少し上がった気がした。