二つの姿を持つ姫 (ページ33)

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ガノンページ33

リンク「そうだよ、可笑しいよ！！こんな暑いのにあいつらだけ汗かかなくて、あんだけ弱くて偽物だよ！」

ダルニア「きっと安全なところから、高みの見物をしてるんだろうぜ！」

いつのまにか、ダルニア、ルト、ミドナ、アゲハ、ファイが一緒に戦ってくれていた。ラナが魔法で呼び出したらしい。

ギラヒム「やっと我らの策に気づいたか。」

ザント「見つけてみろ。貴様らを魔物の餌にしてやる！」

リンク「絶対見つけてやる！」

二人は一番奥の砦に身を潜めていた。リンクとAは同時にその砦に辿り着いたのだ。

『あ！リンク！』

リンク「あれ？Aもここにきたの？じゃあ、一緒に倒しちゃおう！」

猛暑のなか、私たちは本物を倒した。

ザント「む…無念だ…」

ギラヒム「この俺を倒したからって…いい気になるんじゃねぇぞ！」

～ガノン城～
私たちは、ハイラル城に戻ってきたつもりだった。そこはもうハイラル城の面影はなく、禍々しく怪しさを放っていた。

ゼルダ「な…んてこと…」

私たちが居ない間に、ハイラル城は変わり果ててしまった。

リンク「ガノンドロフか…」

『とにかく、ハイラル城を取り戻そう！いざ、制圧！』

私たちが砦を次々制圧していると、このハイラルを支配した者が長い赤髪を靡かせて現れた。

ガノンドロフ「ついに我が力が覚醒した！我にたてつける者などおらぬわ！」

『やっとお出ましか。ガノンドロフ！』

Aはリンクと力を合わせて戦った。Aはマスターソードが近くにないと、大きな魔力が使えないからだ。

リンクが一撃を食らわす。その時ガノンドロフは地に倒れた。

Aとリンクはガノンドロフの様子を見ようと、ゆっくり近づく。

ガノンドロフは笑い始める。それと同時に、胸からトライフォースが浮かび上がる。トライフォースはガノンドロフに手を貸した。

巨大魔獣

いや“ラスボス”が現れた。

きっとこいつを倒せば、本当の平和が…！

気を強くもち、傷だらけの腕で剣を握り直した。