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再会 ページ25

ラナ「!トライフォースが戻ったのね!!」

ゼルダ「ええ、今は私とリンクの中に…」

トライフォースがリンクとゼルダの手に戻ってきたのだ。

ラナ「何が起こったのか分からないけど、シアの力は弱まってるはず!」

するとインパが口を挟む。

インパ「しかし、シアはまだ力のトライフォースを持っているのだぞ?そう簡単には…」

ゼルダ「いいえ。勝てます。マスターソードさえあれば。」

ゼルダはあの退魔の剣、マスターソードをリンクに託すという。

ゼルダ「私は、リンクを信じています。」

ラナ「わ、私もリンクを信じる!」

リンク「じゃ、じゃあ、やってみるよ!」

ゼルダ「行きましょう。聖剣の神殿へ。」

〜聖剣の神殿〜
聖剣の守り人「聖域を荒らすもの確認!生きて返すな!」

ゼルダ「!?なにか可笑しい…誰かが守り人を操っているのでしょうか?」

神殿の中心部へ走る。人影が見えた。ゼルダは唖然とした。

Aがいたのだ。少々見た目は変わっていたが、Aだとわかった。

ゼルダ「A!!」

『!?』

Aは腕を振り、ゼルダを風圧で吹き飛ばした。一メートルほど飛ばされたゼルダは驚く。

ゼルダ「A?」

『お前が王女か。悪いが、その首もらうよ』

Aは持っている剣を振り下ろす。しかしそれは阻まれた。

リンクの剣によって。Aは後ろに飛んでリンクを警戒する。

リンク「ゼルダ様!大丈夫ですか!?A!何やってるんだよ!」

『今度は勇者か。お前は殺さない。シアのところに連れていくだけだ。』

リンク「シア!?やっぱりシアのせいで…!」

Aはまた剣を振ってくる。リンクがそれを止める。それを何度か繰り返した。

リンク「A!僕だよ!リンク!」

『そんなの知らん!ただ私が覚えているのは!…シークだけだ。』

その名前に反応するゼルダ。怪我をした左腕をおさえて立ち上がる。

ゼルダ「…リンク、Aを押さえてください。私が思い出させます…」

リンク「え!?あ、わ、わかりました!」

リンクは素早くAの後ろに回り、羽交い締めをした。

『な!?』

ゼルダ「A…」

ゼルダがシークになる。それを見たAは驚いて目を見開く。

『シー、ク、さん?』

Aはみるみる元の姿に戻っていき、その場に弱々しく崩れた。目から水滴が静かに流れる。止まらないそれを、シークはそっと指で掬った。

『あ…わた、し…』

シークはAを抱き締める。

シーク「大丈夫。君は悪くない」

自分勝手→←恋?



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設定タグ:ゼルダの伝説 , シーク , ゼルダ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:めんごねん | 作成日時:2017年7月24日 9時

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