デクの樹サマ ページ14
ウィズロ「ゆけ！ハイラルの残党どもを蹴散らすのだ！」
ウィズロが魔物の大群にAたちを襲わせる。すっかり毒が消えたAはシークと共に魔物を退治していた。
インパ「またアイツか！どこまでも我らの邪魔をしてくる…」
？？「みんな疲れてきてるみたい…。デクの樹サマに避難して！」
女性が兵士たちを連れてAたちの本拠地である“デクの樹サマ”に走っていった。
ウィズロ「馬鹿め！この策でお前たちは終わりだぁ！」
すると、デクの樹サマはあっという間に炎に包まれた。
兵士「うわぁぁ！火だ！火の手が上がったぞ！」
Aは丁度本拠地に入るところだったため、腕に小さな火傷を負ってしまった。
『うわっ！あっつ！』
幸い火傷したのは腕だけで、重傷ではない。
良かった…でも、どうすれば炎は消えるかな？
プロクシィ「あれ？大妖精様の気配…近くにいるのかもしれない！」
リンクの側にいた妖精が言った。
大妖精？…あ、でも、なにか大きな気配を感じる。…あっちか！
Aは気配の方へ走る。気配の前にはギブドが立ち塞がっていた。周りに味方はいない。恐怖心を抱いたAだったが、ここを通らないといけないような気がして勇気をだして剣を振った。しかしギブドが不思議な風をだし、Aの動きを止めた。
！？な、なにこれ！？動け…ない？？
Aは剣を降りおろした格好のまま止まってしまった。
まずい！このままじゃ切られる！！
ギブドの持っている刃がAの脇腹スレスレのところで吹っ飛んだ。
！？
助けてくれたのはリンクだった。
リンク「危なかったね！よし、行こう！」
リンクはAの手を引いて泉の前に立った。そして二人は一緒に大妖精様に祈った。
泉の中からセクシーな服を着た女の人がでてきて、デクの樹サマの炎を消してくれた。
兵士「火が消えたぞ！これで思い切り戦える！」
しかし次の瞬間ウィズロは戦線を離脱し、巨大魔獣“ゴーマ”が現れたのだ。
『あ、あんなのを倒せって言うのーー！？』
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作者名：めんごねん | 作成日時：2017年7月24日 9時
