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カフェに入ると、
碧海くんがホットドリンクを2人分
注文してくれた。
いつまでもフーフーしていて
なかなか飲み始めない碧海くんを見て
猫舌なんだ…かわいい……
と、また新たな発見をした。
でも可愛さに感動している場合ではない。
せっかくここまで来たんだから言わないと。
「あ、そうそれでね、さっきの話なんだけど…」
碧海くんはマグカップから顔をあげて
私の話を聞こうとしてくれている。
「今日のこと、ずっと楽しみにしてたし、
毎日ずっと考えてたよ」
勇気を出して言わなくちゃ。
「でもね、デートがなくても、
私は碧海くんのこと考えてるって言いたかったの…」
『え?ほんまに…?』
私がゆっくり頷くと、
碧海くんは目を丸くした。
『めっちゃ嬉しい…』
『俺も、Aちゃんに言いたいことあんねん』
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作者名:芽ネギ | 作者ホームページ:https://x.com/me_negi_?s=21
作成日時:2024年2月5日 14時