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料理の話とか
世間話とか
そんな話をしているうちに、
帰る時間になってしまった。
結局、私のこと好きみたい。なんて思っても、
肝心なことは全然聞けないまま時間は過ぎた。
お店を出て、駅に向かって歩く。
別れの時間はどんどん近づいている。
でも、
このまま帰ったら
きっと後悔する気がした。
私から切り出すしかない。
「あの！さ…さっきのことなんだけど……」
「碧海くんが言った通りなの…」
碧海くんは何も言わずに、
私の目を見て話を聞いてくれている。
「デートの場所が気になって、それでずっと碧海くんのこと考えてたし……でもね、あの…」
なかなか言えずもじもじしていると
『Aちゃん、家来る？』
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作者名：芽ネギ | 作者ホームページ：https://x.com/me_negi_?s=21
作成日時：2024年2月5日 14時
