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そんな事考えている間にドライヤーも終わって
救世主は人に文句だけ言って、今はリビングでテレビを鑑賞中
まるで自分家かのようにくつろいでやがる
『準備するな〜』
一言声だけかけて、スープを温め直すためにキッチンへ向かう
鍋に火をかけていると、隣に人影が見えた
小島「またえらい作ったなぁ
これ、皿に移してレンジにかければええん？」
『なんでやろなぁ...
しっかりレシピ見ながら作ったんに...頼むわ』
小島は手馴れた様子で棚から大皿を出し、回鍋肉を皿へ移している
私はその間にレタスを水でサッと洗い、千切ながら水切るために回すやつ(ごめん、名前わからん)へ入れていく
小島「回すやつやるで」
ラップをかけてレンジへ入れ終わったのか、水切りをしてくれるらしい
『お願いするわ』
レタスを入れ終わった回すやつを小島へ渡し、私はキュウリを切り、サラダ用の皿を出す
きっとあとは小島が盛り付けてくれるから、こっちは作り置きしてる切り干し大根と昨日の残りの煮物を盛り付ける
チーーン
回鍋肉が温まったらしく、レンジから取り出して煮物を温める
回鍋肉を机に持っていき、コンロで温まった卵スープを器へ盛る
そうやって最小限の会話で作業をしていくうちに、今日の晩御飯の食卓が出来上がった
取り皿や箸は小島が準備してくれて
何気ない会話をしながら一緒にバラエティを見て、お腹を満たしていった
これが、私と小島の何気ない日常の一コマ
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作者名：芽ネギ | 作成日時：2022年7月20日 20時
