面倒くさがりの俺と天然気質の彼女

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やっぱりじんくんはキャラ的に言えるのが羨ましい。俺は寡黙なおじさんキャラだからなぁ...


じ｢え、マホトさんととしみつさんどっちも付き合ってないの？｣

『付き合ってないよ！何言ってんの？笑』

じ｢付き合ってると思ってたなぁ...｣

テ｢こいつすぐうるさいんすよ！ふぅちゃんに春が来たかもしれない！！！とかいって笑｣


お？これはもしやいいタイプのファン？


ト｢あ、付き合いたいとかじゃないんだ？笑｣

じ｢ええ！？そんなんもう恐れ多いっすよ！？｣

ト｢応援してるよって方の好きね？笑｣

じ｢出来れば遠くで見てたいっすね｣

『なんでよ！もうお友達じゃん！』

じ｢お友達...｣

テ｢俺はあいにょんと付き合いたいけどな｣

じ｢頭が高すぎ。身の程をわきまえろ。｣

テ｢やばこいつ！｣


とりあえず一安心。じんくんは良い奴。頼むから俺が好きなの許してくれぇ...


テ｢ふぅちゃん好きな人居るの？｣

『へぁ！？』

じ｢馬鹿！女神のプライベートに侵入しようとすんな！！｣

テ｢なぁんで！いいじゃん！｣

じ｢まじで！！平民如きが！しゃしゃるな！｣

ト｢平民如きが笑｣

じ｢ダメ！｣

『もーはずかしいなぁ...』


頬に手を当てて照れるふぅちゃんってほんと...


じ｢可愛いなぁ...｣

ト｢っ！？｣


俺の心の声と全く同じタイミングで同じ言葉を言うもんだからおじさん焦っちゃったよ！！あー怖っ！


『可愛くないですぅ〜』

じ｢よく考えたら推しが家に居たんだ？きつっ！ソワソワする！｣

テ｢スィスェん言ってくれたよ？｣

じ｢何言わせてんの！？やばっ！｣

テ｢今回の動画それ使おうかなって笑｣

じ｢幸せかよぉ...｣


なんかふわっとしてみてられるわ。謎の安心感はあるし。


『もう11月かぁ...そう言えばトミーさんと初めて連絡取ったの去年の今頃ですよね？』

ト｢そうだな〜もう1年前なんだ？｣

『ん！そう言えば...』


カバンから取り出したのは去年のクリスマスに当たった俺のサングラスだ。


『いつもカバンに入れてるんです！』

ト｢あれ見たよ？写真集。｣

『えー！？やです！！』

ト｢サングラス付けてくれてんなぁって思った笑｣


夏のページに...水着で映ってるのしっかり見ました。サングラスより身体に目がいって直ぐに気づかなかった話はしなくていいだろ...


じ｢写真集超良かった...｣

『恥ずかしいなぁ...』

テ｢俺も見た〜｣

『やだやだ恥ずい...』

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