面倒くさがりの俺と天然気質の彼女

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そうだ！こんな話してる場合じゃなくて！お土産渡す為に呼んだんだった！


『お土産が、ベイマックスのチョコと、マカロンまんじゅうと、コーンチップ、あとはふりかけとポップコーンです』

ト｢こんなくれんの！？まじ？ありがとう笑｣

『風邪の時買ってきてくださったのすっごく助かりました。ありがとうございます。あとは、いつも良くしてもらってるんでそのお返しです！』

ト｢めっちゃ嬉しい！お返しって程ではないんだけどさ、俺らのパーカーちゃんと渡せてなかったなと思って...だからどうぞ...｣


凄く控えめに渡してくれたのは水溜りパーカー。すっごく嬉しい！！ひゃー！


『嬉しいです！！』

ト｢いやいや、自分のでごめんって感じだけど笑｣

『私これの一つ前のパーカーは買いました』

ト｢ええ！？まじ！？ありがとね？｣

『へへ、明日から着ます』

ト｢Aちゃん写真集出すんだって？｣

『あ、そうなんですよ...売れなかったらどうしようって心配です...』

ト｢買う買う笑｣

『かっ！？買わないで下さい！送るので！』

ト｢いいよ〜買うよ〜｣

『うう...ほんと今回はなんか...露出が多くて...』

ト｢え"...嫌なら断りなよ？｣

『嫌じゃないんですけどお腹がぷにぷにで...』

ト｢ははっ、そんなん俺の方がすげぇから笑｣

『トミーさんはガタイがいいじゃないですかぁ...』


もうムチムチになっちゃって辛いです。お菓子控えよ...


ト｢一緒にダイエットする？期間内にノルマ達成したらご褒美になんかするとか｣

『し、します！』

ト｢ご褒美何がいい？｣

『ら、ラーメン...』

ト｢痩せたのにラーメン行くんかい笑｣

『うう...ラーメン好きなんですもん...』

ト｢しかもそれは普通に約束してんだから、ご褒美にならん。他は？｣

『ええ、なんでしょう？』

ト｢どっか行きたいとことかないの？日帰りでどっか連れてくとかでもいいけど？｣

『考えときます...トミーさんとお出かけしたいので...』


うーんって考えながら言ってハッと顔を上げると萌え袖で口を抑えてるトミーさん。え、絵になるぅ...


ト｢...ありがと｣


いや、待って！？今のってめっちゃ恥ずいこと言ったよね！？


『ち！がくて！！口説こうとか思ってませんほんとに！！！ごめんなさい！！！』

ト｢ぷっ...口説かれてると思ってないよ？笑｣

『あーもうごめんなさい...口が緩くて困る...』


混乱してる私にはトミーさんがどんな顔してたか見る余裕は無かった。

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