ととめい ﾘｸ ページ33
動画を更新して、ひと息つこうとソファーに寝っ転がって携帯を弄ってた。あ、Aが自撮りツイートしてる。可愛い。保存しよ。保存した画像を見る為に画像フォルダを開くと、それはそれは可愛らしいAの写真が大量に出てくる。これは昨日俺の服掴んで寝てた時の。次は昨日お昼ご飯のソースを口角に付けてるA。それから昨日の朝の寝起き。
緩んだ口角を引き締めようともせずニマニマと携帯を見てると、カラカラ音を立てて扉が開いた。
『ともくん！全然お部屋来ないしぃ！』
ト｢あーごめん。まだやる事あるからさ。｣
『ソファーで寝転ぶお仕事...？』
ト｢今は流石に休憩だから笑｣
手を広げると寄ってきたAはそのまま俺の上に乗っかってきた。押し付けられるふわふわのそれと柔らかい綿菓子のような香り。ぽこんと少し主張するお腹が俺の腹に押し付けられて心が温まる。
ト｢お腹平気？｣
『ん〜あったかい...』
ト｢眠くなった？笑｣
『ちょっと...』
邪魔したら悪いかもと思い口を噤むと、彼女は俺の肩をペシッと叩いた。
『喋ってよぉ...』
ト｢むかしむかしあるところに青いおじいさんが居ました〜｣
『その話おもしろい？』
ト｢爆笑するぞ｣
『カロリー消費凄そうだから辞めとく』
ト｢そりゃ残念｣
俺の上で へにゃへにゃと笑う彼女を見て、段々温もってくる身体をどう動かそうかと考えていた。やらなきゃいけないことは確かにあるけどこの可愛い妻をどうにかしてまで今日中にしなければいけないのか、だとか理性の弱い思考を考えながら口を開く。
ト｢なぁ、ちびが産まれたらさぁカンタにめちゃくちゃ写真撮らせよ？｣
『えへへ、カンタさんじゃなくて自分で撮ればいいじゃん笑』
ト｢俺らの写真はあいつが撮るって決まってんの｣
『何それ？変なの笑』
ト｢ディズニーも連れてこ？｣
『ちびちゃんを？それともカンタさん？笑』
ト｢ちびに決まってるだろ笑｣
彼女が笑うと振動が俺にも響く。彼女が声を出すとお腹から声が響いてきて、2人で1つの生き物になったみたい。きっと俺が話す直前空気を吸う事でさえAに全部伝わってると考えると愛おしくて、彼女の身体を柔らかく包んだ。目を閉じると彼女も擦り寄ってくるのが分かる。眠りにつくほんの数秒前、誰かの声が聞こえた気がした。
チ｢...やってんなぁ｣
チー@miztamari_chiii
いや、トトロとメイかよ。
(寝てるふたりの写真)
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ぴあ(プロフ) - 砂糖(トミー推し)さん» ありがとうございます！読み返していただけるような作品がかけたことを誇りに思います！ (2020年8月12日 7時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(トミー推し) - 完結おめでとうございます！長らく更新お疲れ様でした！！これからも、読み返してぴあさんのお話に触れ続けていきます！ (2020年8月11日 18時) (レス) id: b5372a6ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» 沢山の素敵なリクエストありがとうございました！楽しんでいただけて何よりです！ (2020年8月6日 0時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 海月さん» また他の作品でもよろしくね (2020年8月6日 0時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！とても楽しく読ませていただきました！！！！！執筆お疲れ様でした！！！ (2020年8月4日 0時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2020年3月24日 9時
