頼まれた ﾘｸ ページ47
＊結婚式二次会
結婚式の二次会はお互いのリアルな知人を呼んで飲み会をした。それと一緒に披露宴に来れなかったYouTuberなんかも二次会だけはと来てくれた。
ある程度お酒も回って帰る人がぼちぼち出始めた頃、とある人に手招きされ部屋の端まで寄って行った。
ト｢マホトさん、顔赤いっすけど大丈夫すか？笑｣
マ｢なぁ、｣
ト｢はい｣
マ｢幸せになれよ｣
俺の左手を見てそう言うマホトさんは少し寂しげに笑った。やっぱりそうだよな。俺の勘は当たってたよな。
上手い返しが見つからなくて目を泳がせるとマホトさんはフッと鼻で笑った。
マ｢何考えてんの？笑｣
ト｢いや...｣
マ｢要らねぇこと考えんな。真っ直ぐ歩け。｣
ト｢...ありがとうございます。｣
何かシラケた空気が俺らの周りに纏わり付くのを感じてマホトさんにお酒を注ぐと、注いだその先に一気飲みしてしまうもんだから可笑しくてつい吹き出した。
ト｢ふっ、なんでそんな行くんすか。飲み芸は後輩がやりますって笑｣
マ｢シラフでやってられっかよ〜｣
俺の肩を組み耳元にマホトさんが近付いた瞬間、うちの女神がやって来た。
『まほちゃーん！』
マ｢おー、飲みすぎんなよ？｣
『まほちゃんのお陰でね〜私ともくんと結婚出来たの！！ありがとうね！』
マ｢ふっ、俺のおかげか...｣
憂いを帯びたマホトさんの表情に全く気付かず彼女は再度いつもありがとうと繰り返した。
こういう鈍感な所に俺は惚れたんだけど、もしかしたら俺はマホトさん側だったかもしれない。もしそうだとしたら俺は素直に彼女の恋を応援出来ただろうか。否、絶対に出来ない。改めて彼は凄い先輩だ。
『まほちゃんの結婚式も呼んでね！』
マ｢結婚したらな？笑｣
『まほちゃんも結婚式のタキシード作ったりするのかな...そうなったらかっこいいだろうな〜！』
マ｢勝手に妄想すんな笑｣
マホトさんが結婚したら、と架空の話をするAの手を掴んだマホトさんは俺が彼女の指にはめた指輪をそっと撫でた。
マ｢...似合ってる｣
『へへ、ありがとう』
マ｢ちゃんと幸せにしてもらえよ？｣
『うん！ともくんと幸せになる！』
ト｢あんま可愛いの辞めて？｣
ほんの一瞬の出来事だった。俺らのやり取りに少し眉をひそめたマホトさんはそのまま左手を引き寄せ、Aの小指にキスをした。
照れて離れたAを見てニヤッと笑い、俺に耳打ちする。
マ｢幸せにしねぇと、かっぱらうからな？｣
ト｢...勿論です｣
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ぴあ(プロフ) - (名前)さん» かしこまりました (2020年3月19日 8時) (
レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - それです！分かりづらくてすみません... (2020年3月18日 16時) (レス) id: 1778f7a460 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - (名前)さん» 返信が遅くなりすみません。どこまで近付くと怒るのか検証する内容で良かったでしょうか？ (2020年3月17日 11時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - リクエストなんですが、以前のふぅチーできてるドッキリのカンふぅできてるドッキリ的なの見たいです。。チーは知ってる上でみたいな...分かりづらくてすみません！ (2020年3月12日 23時) (レス) id: 1778f7a460 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - あんな語彙力ですみません泣すごく嬉しいです！よろしくお願いします！ (2020年3月12日 21時) (レス) id: a4e922ec6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴあ
| 作成日時：2019年11月17日 17時
