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数日後、妊活は始めるけど自分たちのペースで焦らずしようと話し合って決めた。自然に任せてみるとは言ったものの、楽しみで楽しみで仕方ない俺はカンタにだる絡みをし始めていた。
ト「なぁ〜子供出来るってどんな感じ?」
カ「めんどいなこのおじさん...」
ト「俺もう子供に嫌われない生き方しなきゃいけないじゃん?」
カ「でもやっぱり女の子は男親に似るとか言うよね」
ト「は?めっちゃ可哀想なんだけど...」
カ「俺となっち似てんじゃん?そういうこと。」
ト「ええ...どうしよ俺に激似の女の子生まれたら...」
カ「そしたら俺トミーの娘とコンビ組むわ笑」
ト「絶対にダメ。男と触れ合わさん。」
カ「せめて俺は許せよ!!」
ト「ちげぇだろ!お前と仕事したら売れちまうだろ!」
カ「何それ笑」
ケラケラ笑うカンタは愛娘をゆらゆらとあやしながらリビングに向かう。後追いするかのように着いていくと、チーとAが話してた。
『やっぱりつわりしんどい?』
チ「しんどいね。でもそんなん胎動始まったら忘れるくらい幸せだよ?」
『え〜!私も早く胎動感じたい!』
チ「まずセ〇クスしたら?」
『ち、チーちゃん!!!馬鹿!!ぴぴぴーです!!イエローカード!!!』
チ「えろカード?笑」
『ともくん!!チーちゃんが!!!!!』
ト「いひひっ、また意地悪されてんの?笑」
俺に告げ口しようと胸元に飛び込んでくるAを抱き上げてソファーに腰掛けると、カンタはチーに過保護モード。
カ「体調はどう?」
チ「元気、なっち見ててくれてありがとう」
カ「さっきいっぱいご飯食べたんだよね〜?」
な「あーい!」
チ「へへ、今日も世界一可愛いね〜」
カ「ママと1位タイだよね〜?」
チ「甘やかし上手かよ」
いつの間にかちゃんと父親になってるカンタを見てると、俺には出来るのか少し不安になってくる
ト「俺ちゃんとパパできっかなぁ...」
チ「出来る出来ないじゃなくてお二人の子供なんだからやらなきゃダメじゃないすか」
カ「気付いたら俺パパだったよ笑」
『チーちゃんやっぱかっこいいこと言う!』
ト「頑張るわ俺...」
カ「俺よりもトミーの方が子供の扱い上手いんだから!」
ト「他所の子供と自分の子供は全然違ぇだろ!」
カ「てか自分の心配よりお嫁さんの心配すれば?」
チ「かっこいいだいしゅき」
カ「俺も〜」
確かにそうだ。俺なんかどうだっていい。再度Aに目を向けると彼女は柔らかく微笑んでいた。
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ぴあ(プロフ) - (名前)さん» かしこまりました (2020年3月19日 8時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - それです!分かりづらくてすみません... (2020年3月18日 16時) (レス) id: 1778f7a460 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - (名前)さん» 返信が遅くなりすみません。どこまで近付くと怒るのか検証する内容で良かったでしょうか? (2020年3月17日 11時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - リクエストなんですが、以前のふぅチーできてるドッキリのカンふぅできてるドッキリ的なの見たいです。。チーは知ってる上でみたいな...分かりづらくてすみません! (2020年3月12日 23時) (レス) id: 1778f7a460 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - あんな語彙力ですみません泣すごく嬉しいです!よろしくお願いします! (2020年3月12日 21時) (レス) id: a4e922ec6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年11月17日 17時