面倒くさがりの俺と天然気質の彼女 4

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チーちゃんのマシンガントークで分かったことはとりあえずたくさん荷物を準備しなきゃいけないこと。


チ｢富永さんWiFi契約しました？｣

ト｢...してない｣

カ｢バカじゃん笑｣

チ｢借りないと無駄に高い携帯料金になりますからね？いい加減無駄に使うの辞めてくださいね？分かってます？今後めちゃくちゃお金掛かるんですよ？｣

ト｢だーーー！！もう分かってる！！うるさい！｣

『ねー、化粧水どれがいいと思う？』

チ｢選べる程持ってんだぁ...？へぇ？あーの、敏感肌用とかの方がいいんじゃないすかね？｣

『Aveneとdプログラムどっちがいいかな？』

チ｢そこは私よりふぅちゃんのほうが知ってるでしょ...｣

『うーん...両方持ってく！』

チ｢そうですか...｣

カ｢トミーは持っていくもの準備出来た？｣

ト｢いや、特に...｣

チ｢絶対に、忘れ物、しないでくださいよ？｣

ト｢わーってるって...｣


凄い圧でともくんに近寄るチーちゃんとワタワタしてるともくん。やっぱり仲良し先輩後輩だなぁ...


『へへへ、やっぱりチーちゃんが居たらパッキング楽〜！』

チ｢次は自分でしなさいよ？｣

『はぁいママ〜！』

チ｢ちょっとあんたうちの娘の彼氏なの？挨拶してもらってないけど？｣

ト｢うぜぇ笑｣

カ｢凄い度胸だね？でもそろそろ俺らも準備しよ？｣

チ｢またわかんなくなったら呼んでね？｣

『はぁい！ありがとう！』


2人が部屋を離れるとともくんが隣に腰掛ける。


ト｢楽しみ？｣

『すっごいすっごい楽しみ！だってともくんと初めての旅行だもん！』

ト｢だな？早く準備して早く寝なきゃだぞ？｣

『うん！急いで準備する！えーっと、3日分のお洋服が要るよね？』

ト｢くるぶしまでのパンツ？だっけ？も入れときなよ？｣

『あ、そうだよね...お寺とか行く予定？』

ト｢行けたら良いなって感じ｣

『分かった！えーっと...何がいるってチーちゃん言ってたっけ？』

ト｢一旦動画を止めて、確認してみるってのはどう？｣

『ともくん天才だ！』

ト｢ははっ笑｣


1度カメラを止めてチーちゃんのアドバイスを聞きながら準備完了。ふと思い出してカメラを回した頃には全て荷物を詰め込み終わっていた。


『あはは...あの、カメラ回すの忘れてて準備終わっちゃった...ごめんね！明日の旅行は沢山動画撮ってくるね！』

＿

▽旅行楽しんでね！！

▽パスポート入れた？？？

▽話聞いてない理由、文字が多いからなの草。

▽本名呼んじゃうのがなんかリアルで...

旅行に行くぞー！→←パッキング

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