不本意な仕返し リク ページ9
チーにお酒を勧められて4人で飲んでたけどAがもうベロベロになってる。やらかした、俺がもっとちゃんと気をつけてりゃよかった...
チ「すみません...ふぅちゃんの限界値あんま知らずに飲ませちゃいました...」
ト「や、これはしゃーない...」
『カンタさぁん!カンタさんはチーちゃんの何処が好きですかぁ?』
カ「え、あー、俺の事好きでいてくれる所ですかね...?」
チ「真面目に答えなくていい...」
カ「いやぁ...お酒怖いなぁ...」
相変わらずカンタはチー以外の女に免疫がない。きっとその方がチーにとってはいいんだろうけど...なんて考えてるともそもそAが動き出して俺の膝に跨った。
ト「...何してんすか先生」
『せんせーはお椅子に座ります!』
チ「気まずいの極み...」
カ「気まずいね笑」
ト「先生、人前です」
『うっへへぇ〜ともくんかっこいいなぁ〜』
ト「あーやばい事になったなぁ...」
チ「カンタくん寝よ」
カ「おやすみなさーい」
気まずいのか、気を使ったのか分からないけど出てった2人。有難いようで有難くない。
ト「A?それ以上くっつかれると俺やばい」
『ちゅーしよ?』
ト「はぁ...ちゅーなぁ...?ちゅーできっかなぁ俺...」
『ちゅー』
ちゅーと言った口のままで俺を待ってる彼女。これどんな拷問?せめて部屋まで行こうぜ?
ト「あーの、部屋戻ってからにしよ?」
『今』
ト「いまかぁ...」
仕方ない...耐えろ俺。そっと背中に手を回して口付けると柔らかい唇が俺の脳回路をバチバチに焼き尽くす。俺もどうやら酔ってる。酔ってなかったらリビングでこんな事しないはずだもん。
俺の手は欲のままに彼女の服の中に入り込み、柔らかい肌を撫でる。小さく漏らした彼女の吐息でハッと現実に戻ってきた。
ト「っ、っぶね...やっぱ部屋行こ?」
『やぁ...くっつき虫ぃ〜』
ト「あーくっつき虫されちまった...」
分かってる。自分の限界が近いことくらい。このままだとリビングで手出しちゃう。それはほんとにまずい話。カンタじゃあるまいし...
『ねー?何考えてるかいいなさぁい?』
ト「Aの事大好きだなって思ってた」
『凄いこと教えてあげようか?』
ト「教えて?」
『私もともくんだーい好き!』
やっべー俺鼻血出てねぇ?ぎゅうっと抱き着いてくる彼女の柔らかな肢体がいつもの泰然とした″俺″を見失わせる。きつぅ...
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ぴあ(プロフ) - n.uさん» 某YouTuberさん?どなたでしょう?いつもいつも暖かいコメントありがとうございます!! (2019年10月8日 14時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
n.u(プロフ) - 今日挙げられたお話のタイトルで、某YouTuberさんの動画を思い出しました。毎回コメント出来てないけど、ほんと面天癒される。 (2019年10月8日 13時) (レス) id: be42d432ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - じゅんりさん» もうそろそろです〜!私は待機組です!是非目いっぱい楽しんできてください! (2019年9月29日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 海月さん» フラグは立てていくスタイル (2019年9月29日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 珊瑚樹茄子さん» ありがとうございます!言葉選びで褒めて貰えるの嬉しいです! (2019年9月29日 9時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年5月22日 12時