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『………………ポカーン
…………( ゚д゚)ハッ!
あ、あぁ〜いや、でも昨日あんなとこでボロボロになってた人に言われてもな〜!』
いかんいかん。カッコよすぎて我を忘れていたよ。くそぅ、イケメンめ。
クロノ「ドタマかち割りやすよ?」
『ごめんなさい』
即効謝った。怖い怖い。
クロノ「答えは決まりやしたか?」
………今まで通りの生活を送れず、組に入らなければ殺される。
選択肢は一択だけ。
『…死穢八齋會に入らせていただきます』
クロノ「…あぁ、仕事が増える」
『守ってくれるんですよね( ^ω^)』
クロノ「借りを返すだけです」
クロノさんはベッドから立ち上がり、スタスタとドアの方へ歩いていった。
私もついていく。そしてさっきの部屋に戻ってきた。そこには変わらずオーバーホールさんがいる。
オバホ「答えは決まったか?」
クロノさんと同じこと聞かれた……仲良いのかな。
『…死穢八齋會に、入らせてください』
オーバーホールさんは私の言葉を聞くと頷いた。
オバホ「よし、ならお前に仕事を与えよう。
俺の補佐としての仕事を」
クロノ「『!?』」
クロノ「オーバーホール、それはいくらなんでもやりすぎじゃあ。Aは高校生ですよ」
咄嗟にクロノさんがフォローを入れてくれる。もうほんとに好き。
オバホ「捨て駒にするのは惜しい。
だが戦いに出すのは暫く後だ。それまで、Aはクロノに補佐の仕事を教われ。戦闘技術の上達もその内だ。
いいな」
むりむりむり。若頭の補佐とかほんとむり。責任重大じゃん。
クロノ「……わかりやした」
何認めてんだよ!!!
『は、い』
様々な思い、言葉を必死に呑み込み、私とクロノさんは部屋から出た。
クロノ「まぁ、せいぜい頑張ってくだせぇ」
『む、無理だ。私にそんな大役勤まらん』
クロノ「……いざとなったらオーバーホールの盾になる、それがアンタの最大の仕事でさぁ」
『あ、それならいけるわ。そうだねうん、死ぬんならオーバーホールさんを守って死のう』
クロノ「死ぬ気満々じゃないですか」
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ANA - 推しが!!!尊い!!////更新楽しみにしてます!頑張ってください!O(≧∇≦)O (2019年8月20日 17時) (レス) id: ed74a5df95 (このIDを非表示/違反報告)
零 - とても素敵ですね!!クロノさんと治崎さんの優しさが目にしみます。ゼロさんのお話、とても面白いので、お忙しいとは思いますが、良かったら、更新お願いします。続きを読める事を楽しみにして待ってます。 (2019年4月29日 9時) (レス) id: 2fa8d71e18 (このIDを非表示/違反報告)
ねじる - ゼロさん» 今更ですが、私もクロノ好きですよ!あ、トウヤ君も!同率1位で好き、、、 (2018年11月18日 20時) (レス) id: b17a466711 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 - おおおおお推しが!推しがああああああああああああああ!!!なんて面白い小説なんだ…更新頑張ってください! (2018年10月10日 7時) (レス) id: c7686fef14 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - オーバーホールが大好きで!!!!ほんとうにありがとうございますorz!!! (2018年9月29日 18時) (レス) id: b2c40a5e33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゼロ | 作成日時:2018年4月10日 21時