【名探偵コナン】 急がば回れはトリップの元 second

４７話　体力ナッシング　＊夏琳 ページ7

『げっ』


前を見るとライフルでこっちを狙っているイケメン。


あの……私後部座席にいるんですけど……


どうしようか迷ってたら急に動き出す車。




『うほぉぉぉぉぉ！！

うぇぇぇぇ！！


ひぃぃぃ！？？？？』



煩い？しょうがねぇんだよ

口抑えてても声が漏れるんだよ

だってキュラソーが海に飛びこむんだもん。
車ごとね？



『なんだこの状況……ｺﾞﾎｯ』

喋るとキュラソーに痛い目で見られた


何故か？

ここは今海の中だからだ。


そりゃ喋るとむせるよね。うん。
それくらいわかるよね。私。


なのになんでしゃべったのかな？


答えは簡単！


『私がｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ』


うぇぇぇ。視線がいたいよ。
その顔で言いたいことはわかる。

“バカなの？？”

えぇそうですバカですおバカですが何か。
取り合えず陸に上がろうよ。


今？浮いてる。


いぇーーーい！って浮いてる。




だってキュラソーが中々あがらないんだもん。
私だけ先にあがったらなんか殺されそうだし。

って無理だわ死ぬわこれ私そんなに体力ないわ

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