【名探偵コナン】 急がば回れはトリップの元 second

４４話　愛してるよ　＊スイラ＊ ページ4

「私はキュラソーよ。貴方、組織の子よね？早く逃げた方が良いわ。もうすぐ公安の奴らが来る。」

『キュラソーさんも逃げた方が』


カチッ


いきなり電気がついた。

言わずもがな大ピンチ。パート2。


「チッ」


あっ、これ私死ぬな。

……なんて、空手と合気道やってたから私強いもんねー！！多分！！

安室透？降谷零？敵じゃないな！！けちょんけちょんにしてやんよ！多分！！


「誰をけちょんけちょんにするって？」

『出たーーーーーｯｯｯ！！！』


みんな……やっぱり私、逃げるね。

画面の外から応援して。愛してるよ。


『キュラソー。』

「何？」

『逃げるよ！！』


私はキュラソーの手を引っ張り、走り出した。


「けちょんけちょんにするんじゃなかったのか！？」

『あーーちょっと電波が悪いかもしれません！！』

「マリー、廊下の奥の窓から飛び降りて。下に車があるわ。」

『はい！………なんて！？』


は？窓から？飛び降りろって？？ムリムリムリ。

でもあの激しい殴り合いに巻き込まれたくないから言うこと聞いとこう！


『いやマジで窓から飛び降りるとか無理無理無理無理いつかの蘭じゃないんだからちょっとキュラソー一緒に飛び降りようよってもう戦闘始まっちゃってるじゃないのわかったよ降りるよ降りればいいんでしょ私は飛べるアイ キャン フライ！！』


パリーン


勢いのまま窓をわって、下の車目掛けて飛び降りた。


『飛べたァッ！！』(飛べてない)

４５話目にして初の合作　＊スイラ(前半)&夏琳(後半)＊→←４３話　なんてね　＊スイラ＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す