【名探偵コナン】 急がば回れはトリップの元 second

５６話　理不尽が過ぎる　＊スイラ＊ ページ16

『まぶしっ。』


コナン君が蹴った花火ボールが破裂して、鮮やかに光を放つ。

うっわ綺麗……。

その光に照らされてジン達が乗っているヘリが姿を現した。


「墜ちろ。」


ライフルの弾丸は見事右翼エンジンに当たり、ヘリはバランスを崩す。

嬉しいような嬉しくないような……。

いや喜ばねばならぬところだぞ私。だって私正義の味方だもん。ぼくアン○ンマン。


「やったか！？」

「よし！」

『流石赤井さん！！かっこいーー！！』


しかし機体は体制を持ち直し、攻撃を再開した。しぶといなほんと。

ちなみに「かっこいーー！！」って言った後さっき私を投げ飛ばした人に拳骨をくらいました。理不尽が過ぎるぞオイ。

アンタもちゃんとかっこいいから私に褒めてもらえなかったからって嫉妬しないで。

何も言っていないのにまた拳骨をくらいました。


「……まずい、車軸が破壊されたら大変なことに……！！」

『まだぴっちぴちの17歳なのにここで人生終わりだなんて。贅沢言わないから、目の前にA5ランクのステーキ出てこないかな…。』

「何を悠長にしている！！ついてこい！！」

『イエッサーーｯｯｯ！！！』


通路を走る安室さんについていくと、安室さんの前に突然ガレキが落ちてきた。

慌てて止まった安室さんの背中に勢いよくぶつかってしまう。

というかもう私限定で降谷さん。


『あだっ！！』

「……チッ。」

『え、このままガレキに埋もれて死ぬとか言いませんよね。まだA5ランクのステーキ食べてませんよ？ねぇ？？ちょっと聞いて……っ！！？』


落下してきたガレキによって、足元の通路が崩れた。


「A！！」

『あむろさっ、』


間一髪落下しそうになった私の腕を引っ張ってくれたが、すぐに安室さんの足元も崩れて、安室さんの腕の中で守られながら落下した。









.









安室さんマジいい匂い抱き締められてるとかもう死ねる手で瓦礫から頭守ってくれてんのイケメンすぎヤバいでも安室さんの手大丈夫かなっていうか胸板あっつタレ目で可愛いベビーフェイスとがっしりした体格のギャップ萌えたまらんアッ待ってこれ頭から着地すると思ったら安室さん私をかばって下敷きになってくれたエーーーーー痛そうにしてるほんとごめんなさいありがとうございます投げ飛ばした上に拳骨くらわせてきたくせにそうやって全力で守ってくれるの何惚れてまうやろ前世から大好きだけどなとりあえず使ってる柔軟剤教えてくださ

※実況※読まなくていいです

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