【名探偵コナン】 急がば回れはトリップの元

５話　おっと　＊夏琳＊ ページ7

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「はい黙って」

「お姉さん、何者？」

『どこのとは言えないけど、実はプリンセスで』

「……」

「……」

『ごめんて今のは私が悪かったからそんなジト目で見ないで二人とも』


メンタルやられる。


『ちょっと安室さん向こうに行ってて下さい。コナンくんとお話がしたいです』

「……」

「……安室さん」

「わかった」


安室さんが離れたのを確認して、コナンくん……否、新一君に話す。


『江戸川コナン、本名工藤新一
幼馴染みで同級生の毛利蘭ちゃんとトロピカルランドに遊びに行き、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。
取引に夢中になった貴方は後ろからくる気配に気づかなかった。
そして貴方は毒薬を飲まされ、目が覚めたら……

体が縮んでしまっていた。

その毒薬の正体はアポトキシン4869。
元組織の一員でシェリーというコードネームを持っている宮野志保今は灰原哀の両親が開発した薬。』


教科書通り(？)の文を読み上げたったで
暗記してる私強すぎワロタ
この暗記力があれば次のテストは１位かな。



「お、お前。組織の一員か？」

『え、こわぁいコナンくん！
あ、続いて安室さん。来てください！』


『安室透……本名降谷零
本職は警察庁警備局警備企画化所属の公安警察。
組織にも潜入していてコードネームはバーボン……
今はポアロで働き、毛利小五郎のもとで探偵をしている。
ボクシングが得意。
赤井さんのことがすごく嫌い。嫌い通り越してもはや好き』

「最後に聞き捨てならない言葉が聞こえたが全てあってる」

「あってるとか言ったらダメだって安室さん」


それな。大丈夫か公安警察。



「何故俺達の正体を知っている？」

『何でだと思う？』

「お前……組織の仲間だな？」

『いやそれは断じて違う！』


あんな怖い集団の中にははいれない。怖いもん。
私にはまだ早いよ。たぶん入って１日目でストレス過多で死ぬわ。

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