【名探偵コナン】 急がば回れはトリップの元

４話　幸せライフ　＊スイラ＊ ページ6

誰だと思うー？

私的には蘭ちゃんがいいなとか思うんだけど現実は甘くない。

そう。

そいつの正体は…！






コナン君でーす。みんな当たったかなぁ？

今の私腹立つ。


『逃げるが勝ちと聞いたことがあるのでドア閉めさせていただきます。』

「ええー！お姉さん逃げるの！？かっこわるーーい！！」

『Aに5000のダメージ。』


お姉さん悲しいや。

子ども(見た目だけ)に「かっこわるい」だなんて叫ばれてはかなわない。

閉めようとしていたドアを仕方なく開けた。


「お姉さん、ボクとお話しようよ！」


喜んで！！という言葉を飲み込み、コナン君のお誘いを断る。

私の勘が言っている。

その“お話”をすれば幸せライフは待っていないと。


「えー、なんでー？」

『すまない……君がとてつもなく可愛いのはわかるんだが、私にも用事があってね。』

「それってボクより大事？」


私の服の裾を少し引っ張って、上目遣いをしてくるコナン君。

君それで私が堕ちるとでも思ってんの？


『ボクの方が大事〜〜！！！』

「じゃあ、僕とお話ししてくれるの！？」

『当たり前でしょ！！』

「やったー！お姉さん大好き！」


ギュッ、と足に抱きついてきた。

コイツ自分の武器をわかっていやがる。

A幸せ。

席に戻ると、何故か安室さんもついてきた。


『……え、な、何でしょう。』

「いえ、何からお聞きしようかなと。」

『私少年の話を聞くとは言ったけど安室さんの話を聞くとは言ってません。』

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