＊３１ ページ33
時刻は12時。
あれからなんとか飛び起きてメイクして変装してただ今smileのカフェなう。
メニューを眺めてボーーっとしてたら大好きな声。
貴久「ごめん、待たせた」
『ううん、全然！お仕事お疲れ！』
貴久「さんきゅ！」
『で、話したい事って何？』
貴久「あ、そう。あのさ、
Aはあの日、俺がAを嫌いになったから別れようって言ったと思ってる？」
『え、うん。それと仕事の事でしょ？
しょうがないと思うよ？だってそりゃぁ報道とかされるから……貴久はプロ意識が……』
貴久「嫌いになんかなってないよ」
自分でもびっくりするくらい口から言葉がペラペラ出てきて、それを遮るように貴久が言う。
………………え？
『だって、貴久、私のこと……』
貴久「仕事の為に、Aのこと忘れようとしたけど、無理だったんだ。」
『え…………?』
貴久「だから、しっかり働いて一人前になったら、またAを迎えに行こうと思ってた。
もちろんその時にAの気持ちが俺になくてもね」
貴久はフニャッと笑った。
『私も……
私もずっと、貴久が好きだったよ？
もう忘れなきゃいけないって、思い出しちゃダメなんだって、そう思っても、無理だった。
私にとって貴久は、びっくりするほど存在が大きかったの。
だから……
再会出来て、本当に嬉しい！』
貴久「ありがと。俺も！
迎えに行くとか言っといて、どこにいるかわかんなかったから。笑」
貴久……
私は、いつか貴久に会えるかもしれないって思ったから
この仕事をしたんだよ。
でも、この事はもう少し先になったら言おう。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
ごめんなさい、私今思ったんですけど
これ、ホワイトデーから更新ほったらかしてました(((
ごめんなさい！！
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