今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:33,756 hit
小｜中｜大
＊２８ ページ30
岬と帰る準備をして、部屋を後にしようとしたその時。
二人で廊下を歩いていると、貴久と手越さんがこっちに向かってくるのが見えた。
岬「お疲れさまでした。」
『お、お疲れさまでした。』
私も言わなきゃ。仕事として。
軽く解釈をして、すれ違った。
…………はずだった。
貴久「A！」
『!!?????』
ふと隣を見ると、手越さんとアイコンタクトをして去っていく岬。
何……?
これが元カップルの凄さ？
目で会話するなんて……
つまり、今は廊下で私と貴久が二人っきり。
貴久「あの……さ、
これ……」
そう言って貴久がくれたのは、
“smile”
そうかいたテープが貼ってある小さな箱だった……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
