マカロナージュなホワイトデー【T.M】 (ページ19)

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Aside

はぁ……

今は打ち合わせが行われる部屋の前。

『くぅぅぅぅぅ……』

岬「何それ新しいため息」

『私がうみ出したの、凄いでしょ』

って岬どっか行ったし

『ちょっと！岬～？？？

あっ』

フラフラしてると、誰かにぶつかった

『ご、ごめんなさい』

「A……」

『！！！っ、し、失礼します！』

避けるように走る。

どうして？まだnewsの集合の二時間も前だよ？

なんでいるの、貴久。

あんな至近距離で見つめられたら……。

私、心臓もたないよ……

さっきぶつかった部分が熱くなっていくのを感じる。

『はぁぁぁぁ……』

一体どこに行ったのよ、岬。

岬がどっか行かなかったら私は……

いや、どっか行ってくれてた方がよかった……?

何なんだろう。この気持ち。

貴久は、

理由も告げずに私を振ったんだよ??

でも……

それが私の為だった

ってことはわかってる。

振るときまで優しいとか……

反則。

そう、やっぱり私は。

貴久が……好き……なんだ。