マカロナージュなホワイトデー【T.M】 (ページ18)

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Aside

ﾁｭﾝﾁｭﾝ……

翌日。

暖かな日差しと鳥のさえずりで起きた私。

今日は……何するんだっけ……

prrr……

『あ、はいはいもしもし？』

岬「ちょっとA！今どこよ！？？

今何時だと思ってるの？？」

『え、何時って……

.

.

えぇぇぇぇぇぇぇ？？？』

な、なんと、時計は短い針が10のところに。

ん？てか、今日は何があるの？

岬「もう！今日も打ち合わせでしょ？？」

『あ、聞こえてた？』

岬「聞こえてたよ、はっきりと。

というか早く！あと５分したらおいてくよ！」

『お、おいてくって、今どこよ？』

岬「Aの家の前なんだけど」

『あ、ごめんなさい早くします』

ｰｰｰｰｰｰｰ１分後ｰｰｰｰｰｰｰ

『ふぁぁぁーい、お待たせ！』

岬「はぁぁ……相変わらず用意は早いんだから。」

『えへへ』

岬「誉めてない」

『ねぇ、今日もまた四人いるの？』

岬「いるよ。どんな曲にするか決めないと。」

『うぅ……

こっちが提案しちゃダメなの？』

岬「うーん、向こうの要望も聞かなきゃねぇ。」

『うわぁ……』

貴久のことだから絶対、要望はあるよね。