マカロナージュなホワイトデー【T.M】 (ページ38)

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私と岬は今日、ドームに来ている。

遊園地で遊んだあの日――――――――

貴久「これ、せっかくだから見に来てよ。」

『え？』

貴久「ライブの最終日。

色々お世話になったし、お礼も兼ねて見に来て欲しいから。」

『え、でも……』

貴久「いいの。受け取って？？」

『ありがとう、貴久！！』

――――――――ってことがあったんですよ。

岬も、同じような感じで手越さんから貰ったらしい。

まさか、そこまで計画してたとは思ってなかった。

まぁ、私たちにバレずに二人で計画したんだろうけどね。笑

そして席はなんと最前列。

岬「まさかこんな前とはね。」

『ほんとそれ！ここまで来るの？近すぎない？』

岬「なんか緊張……」

『ほんとだ、もうすぐ始まる』

岬「A、せっかくなんだから、楽しむわよ！！！」

『もちろん！！！』

私たちがクローバーのペンライトを持った瞬間、

明かりが消えた。