希望___Espoir

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【ありがとうございます 頭痛と貧血と目眩って もしかしたら 風邪引いたかもしれないです】
三「最近吸引も増えてるし、そうかもね...熱測ってみようか」
熱を測ると38.4°C。
三「ちょっと無理し過ぎだね、かなり熱ある。解熱剤と輸液持ってくるから待ってて」
点滴針を刺されこのまま少し休むことにした

19時すぎ、日勤終わりの藤川が来た
藤「A、体調悪い？顔色良くない」
【昼間 熱あって 風邪引いちゃったみたいで こーさくも 体調よくないって】
藤「2人とも体調崩しちゃったのか」
【こーさく 昨日の夜 あんまり寝れなかったみたいで】
藤「寝れてない、か...あいつ、というかAもそうだけど、筋力落ちてるからただ座ってるだけでも相当疲れると思うんだけど...身体疲れてるのに寝れてないのちょっと心配だな...」
【こーさく 多分自分でわかってるから まだ 言わないであげて 心配しすぎると 却って 気に病むから】
藤「そうだな」
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藍沢side
15時くらいに寝て、起きたのは17時前。
起きてすぐ橘先生が様子を見に来た
橘「まだ寝てるかと思った、最近ずっとこんな感じか？」
『まあ...最近寝てもすぐ目が覚めてしまって、そこからはもう寝れなくて...』
橘「明日外来行こうか、続くと身体持たなくなる」
『すいません、お願いします』

翌日、外来で検査をしたところやはり睡眠障害だった。眠剤を処方してもらいしばらくこれで様子を見ることに。
会計後、ちょうど夜勤終わりの白石と会い、付き添ってくれていた橘先生は出勤し白石に家まで送ってもらった。
『疲れてるのにありがとな、ゆっくり休んで』
白「いえいえ、藍沢先生もお大事にね」

【こーさく おかえり】
『ただいま。A体調どうだ？』
【まだちょっと熱ある 目眩もするし 治るまでもうちょっとかかりそう】
『そっか、何かしてほしいこととかあるか？』
【三井先生 呼んできてほしい】
『わかった』
さっきキッチンのほうにいたからまだいるかな、と行くとちょうどご飯を作っているところだった
『三井先生、Aが呼んでました』
三「わかった、すぐ行くわ」
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数日後、Aの風邪も治ってきて体調が落ち着いてきた頃。藤川と冴島が来るまでの30分弱、Aと2人きりになった
【今日 呼吸器取れて 死にかける夢 見た 起きてから 急に 死ぬのが 怖くなった】
『そうか...俺も怖くないといえば嘘になる』
【私も いつか死ぬのかなって ALSでなんか 死にたくない】

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