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一限と二限の間の休み時間、私はロボロのクラスに訪れた。
その理由は勿論、昨日の謝罪だ。
入り口を塞ぐようにして立っている男子達を掻き分け、やっとの思いで教室の中に入る。
そして、彼の姿を探した。
「A？」
ふと、後ろから声。
そこには、相変わらず面で顔の見えないロボロが立っていて。
『あ、』
慌てて振り返って、私は彼に向かって軽く頭を下げた。
『あの、ロボロ、昨日はごめん！突然勝手に帰っちゃって…』
「ん、えぇ！それわざわざ言うために来てくれたん！？と、取り敢えず、顔上げて、な？」
『で、でも、私…ロボロに何も言わないで…』
「別ええんよ。…それに、あの、グルさんから話は聞いとるし。完全にグルさんが屑やったから、
Aは悪ないって分かっとるからな」
『う…ありがとう』
…ああ、彼の優しさが心に沁みる。
まだ申し訳なさは残っているものの、罪悪感の中に一滴、甘やかな安心感が垂れて。
もし許してもらえなかったら…と、昨晩から不吉な妄想に捕らわれていた私を解放するのに、その優しい声は十分すぎた。
「それより災難やったな。…その、襲われかけたいうか、グルさんに」
『あ、あぁ…うん、まぁ平手打ちしてきたんだけど』
「それも聞いたで。A意外とやるなぁ思って。
…また今度、遊び行こうな」
『！
うん。でも、今度はサボりはなしね』
そうして、二人笑い合う。
________それを、翡翠の瞳が見つめていた。
「なー、大先生」
「んー？何や、ゾム呼んだ？」
「……………なァんか、気に食わへんよなぁ」
「え、何が？てかどこ見とんの？」
「………別に、やっぱ何でもないわ。
おい見んなや、あっちには何もあらへん」
「いやさっきゾムさんが見とったんやん」
「目玉刺すで」
「ひぇ…りふじん……」
・
『_______ってことがあって』
「それで昨日いなかったんだ。それにしても、ロボロ君とデートかぁ。会長という存在がありながら…」
『いや、あの人は違うから、グルッペンだけは。急に力付くで押さえつけてくるとかほんまあり得んから』
男女混合の体育の時間、バスケの試合はトーナメント形式で行われる。別のチームの試合が終わるまでの待ち時間、私はリナに昨日の出来事を話したのだった。
「え、会長のこともうさん付けしないんだ」
『〜っ、だからそれは…！』
「惚れてるんとちゃうよな？」
『そう、惚れてな_________…？』
……え、
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りっか - 好きぃ、、、めっちゃおもろかったです！語彙力が足りないので簡潔に伝えました（）これからも更新頑張ってください！ (4月8日 15時) (
レス) @page44 id: eb4b431a4e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪死苑 - d!様の学パロで1.2を争うくらいには好きです、あと絵柄がすごい好きなんですけど！！絵上手すぎません!? (1月24日 14時) (レス) @page44 id: 2d1a360a6f (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - おお"ん…好き (10月7日 19時) (レス) @page43 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はあ！かみだ！ (10月2日 2時) (レス) @page43 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
なりちゃく(プロフ) - こんばんは。出ている話は全て読まさせて頂きました。とても面白かったです！それと注意と言ったら上から目線ですが言いたい事があります。折角良い作品なのに設定タグが公式のを使ってしまってます…伏字に変えてほしいです。タグだけ気をつけてください…😭 (9月7日 21時) (レス) @page43 id: a38d8c3d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラット
| 作成日時：2019年7月30日 17時
