【ヒロアカ】お前…地味男じゃなかったのかよ……（震） (ページ17)

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「「「「死齊！/くん！」」」」

地下ルームに戻ると、上鳴と麗日さん、飯田に峰田が話しかけてきた。

「死齊くんすごいね！オールマイトを、こう！ぶっとばしたり！あとワイヤートラップも！」

「おい死齊、あのワイヤートラップどうやったんだよ！すげぇかっこよかったぞ！」

「死齊くん、俺が見た限りじゃ君は個性をほとんど使っていなかったようじゃないか！にも関わらず平和の象徴と謳われるオールマイトを倒すなんて、君は一体何者なんだ！？」

「…………」ｼﾞｰ

『ちょ、ちょっと待って。俺聖徳太子じゃないから。

どさくさに紛れて峰田はどこ見てんの』

感想やお誉めの言葉を言ってもらえるのは非常にありがたいが、とりあえず俺は麗日さんの麗日ボディを瞬きもせずじっと見つめている峰田を蹴り飛ばしたい。

・

____「へぇ、死齊はパワー系の個性なんだ！アタシの個性何だと思う！？」

『えぇ…地面、とか』

「ブブー！正解は酸でしたー！」

『マジか～蛙吹さんの個性はカエル？とか？』

「梅雨ちゃんと呼んで。個性は正解だわ」

『梅雨ちゃん』

「ケロッありがとう死齊ちゃん」

「アンタ、指スラッとしててキレイだね。楽器とかやってんの？」

『アコギはやってる。といっても独学だけど。最近はルパン三世のテーマ練習中』

「マジ？アタシもギターやってんだ。ちょっと前まではドラムにハマってたんだけど、やっぱギターに落ち着くんだよね～」

「死齊さん、タオルはいりますか？汗でお身体が冷えては風邪を引いてしまいます！」

『ありがとう八百万さん、貰ってもいいかな』

「死齊ーアタシの存在忘れんなよ～。さっき自己紹介したでしょー」

『忘れてないよ葉隠さん。ただちょっと他の人より見えにくい故に忘れてしまいがちってだけで』

「うるさぁーい！忘れてんじゃん！」

「死齊くん、今度一緒におもち食べに行こう！」

『おもち……！？』

「おい…何だよアレは」

「アイツ、いつの間に女子と仲良く…！！」

「敵だ」

「裏切りだ」

「背が高いところとか女子ウケするんだろ」

「雰囲気もあるしな」

「クソッ俺らにないものを全て持ってやがる…！」