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ページ4

いつも下げている
プレートをひっくり返して
店を後にしました

ゆっくりと意識を集中させて
リボーンさんの住んでいる
沢田さんの家の前に行く

「来たか」

ふっと顔を上げると
赤ん坊姿のリボーンさんが
2楷の窓枠に腰掛けられていました

「こんにちは」

リボーンさんににっこりと笑いかけました

「何してんだよ、リボーン!」

窓から少年が顔出されました

「はじめまして、
夢見屋Aアリスと申します」

緩やかに顔を下げる

「あ…、沢田綱吉です!」

この方が…
優しげな瞳の中に
ある守りたいという
揺るぎない強い意志

「お会いしに来た甲斐がありました」

「えっ!?」

「Aはツナに
会いにきたんだぞ」

さらりと言われるリボーンさん

「ええーー!?」

本当に反応が
分かりやすい方ですね
口角が上がるのを感じながら

風に乗せてそっと
招待状をお渡しました

驚いて目を白黒させている
綱吉さんと
横にいらっしゃる
リボーンさんに微笑み

「夢見屋喫茶へのご来店
お待ちしております」

ゆっくりと
夢の世界へと姿を消しました

『本の家に少女は居た』オリジナル→←3、リボーン、リボーン


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作者名:月見 | 作成日時:2013年10月11日 21時

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