幼馴染みの特権【牛島若利】

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瀬見side



俺は個人レベルは高いと中学から自惚れだと思うが思ってた、本当のことだから
だから白鳥沢からの推薦をもらってすっげぇ嬉しかったんだ
あの個人レベルがスゲーところから推薦がきてるんだ、興奮しないはずが無い

そして噂の怪童，牛島若利と怪童の守護神の内山A
内山Aの方は【白鳥沢の小さな守護神】とも呼ばれてた、今では怪童の守護神で通っている
2人とも顔はとても整っているし威圧があった
そしてカリスマ性、流石だと思った
2人の相違点は背丈とクラスが違う くらいしか浮かばないくらい2人はセット感があった
北川第一の及川と岩泉もそのような感じだとか



そして俺は小さな小言を怪童の守護神に話したんだ

引かれるかな
こんな謙虚なこと言ったら白鳥沢から別の意味で追い出されるかな
すごく不安だった、涙が出そうになる







.









.





Aはすっげぇ驚いた顔をした
こんな顔初めて見た、俺もびっくりした

でもすぐいつもの顔に戻って


「俺はお前のバレースタイル好きだよ、誇示したいっていう意欲が強いところも全部
俺は白鳥沢から必要無くなるなんて死に近いこと思わねえ、思いたくねえ
でも、瀬見は思ってる、正直びっくりした
自分のことここまで分かってるやつ早々いねえよ」






Aは俺に顔を近づけて言った








「俺がお前を必要だと言ったら、お前は俺の中ではチームメイトだ、仲間だ、代わりなんていねえよ
自分のことここまで理解して俺達に気ぃ回してくれる代わりなんていねえよ
瀬見は瀬見のプレーをすればいい、
白鳥沢から必要無くしても俺はお前が必要だよ、戦力としては最高なもの、全部持ってし」









びっくりした、2度もびっくりした
内山Aは怪童の守護神、そう呼ばれるには言葉が足りない
こんな小さくて綺麗な顔をしてカリスマ性が全て入り混じった人間がいたんだな、スゲーよ








「…おう、じゃ、俺は白鳥沢じゃなくてAに必要とされる人間になるよ」



「、、、まァそゆこと」



「なんだよ、今更照れてんのか?」



「お前も顔赤いだろ!!!!!ミンミン!!!!!」



「あ、言ったな、俺に向かって言ったなミンミンと!!!!!」



「合ってんだろ!!」



「合ってねえよ!!」









いつの間にか涙が引っ込んだ

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