幼馴染みの特権【牛島若利】

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「入ってくれないか??」


「え、俺は別にバレーなんていうほど好きじゃないし」


「俺のために」



なんだその誘い
俺は生憎野郎には興味ねぇぞ

ていうかそもそも



「クラブって金かかるじゃん
俺の父さん別にアレだけどさ、生意気小僧の5歳児アニメのあのイケメンな父さんに似てるけどさ、係長ではないんだよ
あと好きでもないことに親を巻き込みたくない」




「?、白鳥沢学園にクラブはあるぞ?」



いや、知らないんだけどぉ



「え、無料な感じ???」


「しらないが、ユニフォーム代はとられるぞ」


「あ、とられるのね」




ユニフォームと言ってもどうせスタメンになれなきゃの話だ
若利はもらえてるんだろう





「ん〜、、、」



「、、、Aは運動苦手なのか???」




『Aくんって運動苦手なの???』





あ〜もう





「苦手じゃねぇし!!!!!寧ろそこら辺のヤツらよりはできるわ!!!!!ああいいさやってやるよ、バレー日本代表はイケメンしかいないからな、俺にふさわしいな
おい若利、俺を誘ったからには未来に繋げる勢いでいけよ、俺はやると決めたことは最後までやり遂げたいタイプなんだ」






「あぁ、いいさ
俺も決めたことは最後までやり遂げたいタイプなんだ」




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