幼馴染みの特権【牛島若利】2

54 ページ16

インターハイ予選




青葉城西 対 烏野






「若利観に行かなくていいの??」




俺は若利と走りながら言う
そうロードワーク中なのだ
俺達は順調に予選突破を遂げていっていた



「結果は目に見えている」



「はいはい、青城ね
でも、今年は烏野もここまでよくきたね〜」



そう言うが 若利からしたら烏野自体がわからないらしくめちゃくちゃ適当な対応をされた、泣ける





「俺は今日時間あったら行くよ」





西谷夕の晴れ姿、負ける姿を見ないやつがいないわけない
それに【変人速攻】これが気になる、1番









「なぜだ」





「なぜって、ん〜、因縁の相手がいるから?」






若利は 及川か?岩泉のことか?? と少し焦った声で聞いてくる
若利には西谷夕のことは伝えていない、言ったら俺は俺のプライドが許さなかった
【俺はエースの守護神】、そのプライドが






「まあ、そこら辺
若利、お前は来なくていいよ
烏野なんて、若利わかんねえだろ」







そう言うと若利は少し納得いかない顔をしたがすぐに、わかった と言って前を向いて走る

ごめんな、俺はお前に弱いところばっか見せてやれるほど男を捨てたわけじゃねえよ






.









.









.









.









やっべえ

55→←53

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す