33.Shota ページ33
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Aに優しく抱きしめられながら
柔らかい感触と、その温かさに
なんとも言えない気持ちになる。
ボディクリームか何かだろうか。
香水とは違う、彼女の身体から溢れ出る甘い香りが
くらくらと脳を歪ませた。
「……………ごめんね、ほっぺた。
思いっきり、ひっぱたいて。」
彼女の手が、優しく俺の頬に触れる。
俺を見つめるその瞳が
優しすぎて、甘すぎて
弱りきった心を溶かしていくには
充分過ぎた。
どうして俺は、今までこんなに近くにいて
この女を抱かないでいられたんだろう。
気がついたら俺は、彼女の唇に
吸い寄せられるようにキスをしていた。
彼女が逃げられないように
その両手首を掴んで壁に押しつける。
「や………っ！しょ、た…………
だ、め………ダメ……………っ」
本気で抵抗する彼女におかまいなしに
酸素を求めて僅かに開けた彼女の唇の隙間に
いらやしく舌を差し込む。
その瞬間、彼女の身体が
ガクガクと震えたのを感じた。
翔「……………おまえ、なんでそんなやらしーの？」
今、彼女を見つめる俺は
どんな眼をしているのだろうか。
俺の言葉に赤面する彼女を見ていると
もっともっと、いじめてやりなくなる。
彼女の唇を味わうように
ぺろっと舌なめずりをして見せると
それだけで、彼女の表情が
ぐしゃりと歪んだ。
俺の仕草ひとつひとつに、反応する彼女。
そのすべてを、ぐしゃぐしゃにしてしまいたい。
彼女の制服のブラウスのボタンを
ひとつずつ外していく。
その瞬間、彼女が
ひゅっと息を呑むのがわかった。
彼女の心臓の音が
こちらにまで聞こえてきそうなほどに
その柔らかい胸に、顔をうずめる。
下着をずらして
敏感な部分に舌を這わせると
彼女の唇から、色っぽい吐息が漏れた。
心も身体も、限界だった。
彼女のスカートの中に手を滑り込ませ
下着に手をかけた瞬間だった。
彼女が、嗚咽を漏らしたのがわかって
ハッとして、彼女の顔を見る。
「しょ……た………やめて……………
お願い……………」
大きなその瞳から、粒のような涙が
ぼろぼろとこぼれ落ちていた。
彼女の、乱れた制服と
泣き止まないその姿を見て
ようやく俺は、我に返る。
翔「……………ん、ごめんな。
無理やりこんなことして。」
彼女の肩に自分が着ていたブレザーをかけて
そのまま優しく抱きしめた。
彼女は、嫌がらなかった。
ただ、俺の腕の中で
静かに泣き続けていた。
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恋那(プロフ) - サラさん» リバイブ今でもほんと1番大好きでたまに読み返しては泣いてます（ ; ; ）笑サラさん紫耀くんのイメージだったのでしょっぴーびっくりしました！笑そう言っていただけて嬉しいです(>_<)これからも楽しみにしてます♡ (2021年11月14日 1時) (
レス) id: fc8046642d (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 恋那さん» れなちゃんがコメントくれたから、久しぶりに私も懐かしくなって昔の作品読み返したりしたよ笑。しょっぴー好きなんだね♡れなちゃんがコメントくれたから、また更新する気が湧いてきたよ(>_<)ありがとね (2021年11月10日 11時) (レス) @page46 id: a22bbce5cb (このIDを非表示/違反報告)
恋那(プロフ) - サラさん» あのれなです(＞＜)数年前から渡辺翔太くん推してて久々に占ツク開いたらサラさんが渡辺翔太のお話書いててひとりで嬉しくなりました(＞＜)未だによく読み返すくらいどの作品も大好きです☺︎♡ (2021年11月2日 2時) (レス) id: fc8046642d (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 恋那さん» れなちゃん、、？あのれなちゃんかな（ ; ; ）コメントありがとう！人違いだったらどうしようと怯えてます笑。ブリュレ読んでくれてるんだね、ありがとうー(＞＜) (2021年11月1日 23時) (レス) id: a22bbce5cb (このIDを非表示/違反報告)
恋那(プロフ) - こんにちわ☺︎覚えてないかもしれませんがお久しぶりです！！reviveからずっとサラさんの作品が大好きでコメントさせて頂きました。ストーリーもひとりひとりの言葉使いも繊細で見るたびに引き込まれます。これからも楽しみにしてます！☺︎ (2021年11月1日 16時) (レス) id: fc8046642d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2021年1月5日 19時
