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You side.
大学と用事を済ませ、家に帰ったあとにスマホを見ると、メッセージアプリに��新しい友達 1件��の表示。
開いてみると言わずもがな、目黒蓮の名前だった。
「ブロックブロック....」
〜♪
「っ、！ビックリした、なんだ辰哉か、」
私は突然掛かってきた着信音に驚き、心臓を擦りながら通話ボタンを押した。
「もしもし？」
「A？ごめんね、今日断っちゃって」
「ううん、大丈夫」
「急にバイト入っちゃってさ」
休憩中なのか、少し賑やかな声が電話の向こう側から聞こえてくる。
「クローズまで出てくれって言われたから遅くなりそうだったし、Aに待っててもらうのもあれかなと思ってさ」
なんだ、別の子のとこじゃなかったんだ....なんて少しだけホッとしている私。
「辰哉から電話掛けてくるなんて珍しくない？」
「うん、なんかさ、今日会えると思ってたから結構ショックで。声聞きたくなっちった」
んはは、と弱めに笑う彼の声が妙に甘ったるくてくすぐったくて、心臓がぎゅうっと締め付けられる。
そんな期待させるようなことばっかり言って。
ただ良いように使われてるだけなのも分かってるのに、馬鹿みたいに踊らされる。
「....バカ」
「えぇ？バカじゃねぇし〜」
「そんなこと言われたら会いたくなっちゃうじゃん」
「あら、お姉さん今日はやけに素直ですねぇ」
「....何時に終わるの？」
「0:30くらいかな」
「待ってる、から、その、.....あいたい、」
踊らされてるのも分かってる。
こんな関係を終わりにしたいと思う自分もいる。
それなのに彼を好きだという気持ちが、自分の意思を一瞬で覆す。
「んはは、かぁいい。じゃあ終わったら家行くわ」
「ん。がんばってね」
「またあとでな」
そう言って通話終了ボタンを押す。
まだドクドクと早い脈拍は夢見心地な私を表していて。
何が��都合の良い女辞めたい��だよ。
彼に会えることになってこんなにも気持ちが高まってしまっているくせに。
そんな自分に呆れながら、メッセージの通知を知らせる赤いバッジをタップした。
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cleam(プロフ) - たむたむよーぐるとさん» 本当ですか....！たくさんの作者様の中から選び、読んでくださりありがとうございます！目黒くんの良さが伝わって良かったです(TT)これからも頑張りますので、どうぞ宜しくお願いします！ (2020年10月26日 9時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
たむたむよーぐると(プロフ) - cleamさんのお話が今まで出会った作品の中で大好きです。最近、目黒さんが短髪にしたのでわんこ感と言いますか、この作品に今の目黒くんが凄くあってる気がして最後まで幸せに読ませていただきました。これからのお話も楽しみにしてます！ (2020年10月25日 22時) (レス) id: 7d93851ad3 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - センさん» ありがとうございます！そう言ってもらえると書いていてよかったなと思えます(TT)読んでよかったと思ってもらえるように頑張りますので最後まで宜しくお願いします！ (2020年10月22日 22時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
セン(プロフ) - とても大好きなお話です。切なくて、でもそれぞれの気持ちも分かるし。かなり真剣に読ませて頂いております笑これからも応援しています！更新お疲れ様です。 (2020年10月22日 11時) (レス) id: 0585149188 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - あゆささん» コメントありがとうございます！そんな気持ちになっていただけて嬉しいです(TT)私も書いていて、めめふか両方とも幸せになる道を探してしまいました....是非、最後までお読みいただけると嬉しいです！ (2020年10月21日 22時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2020年10月9日 21時
