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□月○日 天気：雨
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緊急事態だ。
推しに彼女がいる説が浮上してしまった。
え、どうしよう。
いや、別にどうもしないんだけどさ。
でもちょっと傷付いてる自分がいる。
リアコのつもりじゃなかったのに
意外とショックかも。
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この疑惑が私の思い過ごしだったらいいのに。
そう願いながら仕事に身を削る日々を過ごした。
そんな願いは叶うこともなく、ある日突然雷に打たれたかのような衝撃と共に事実が露呈することになるとも知らずに。
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仕事終わり。
雨の降っていた帰り道を傘をさして歩いていると、アパート前に見慣れない人影を見つけた。
部屋に入る為に恐る恐る近付くと、その人影は私の部屋のすぐ近くに座り込んでいて。
ドアノブに手をかけた時、その人影とばっちり目が合ってしまった。
.....声を、かけるべきだろうか。
でも全然知らないし、不審者扱いされても困るしな....
「こんばんは」
「え、あ....こんばんは」
あまりにハッキリとした挨拶にたじろぎながら慌てて挨拶を返すと、女の子はスカートの裾を払いながら立ち上がった。
そこに座り込んでいたのは幼稚園児くらいの小さな女の子で。
..........迷子？
こんな時間にどうしたんだろう。
でもその子から焦った様子は伺えない。
「1人？」
「はい」
「こんなところでどうしたの？ママは？」
「ママはいません」
「え？」
仕事....？
2階の家の子かな....
あれ、子供いる家いたっけ、
どういうことなのか分からずポカンとしていると、その女の子は言葉を続けた。
「たすけてもらえませんか？」
「た、助ける？」
やっぱり迷子....？
でも妙に落ち着いてるんだよな....
「迷子になっちゃったのかな？じゃあ今からお姉さんと一緒に警察行こうか。そしたら助けてくれるし、おうちどこか言えるといいんだけど、」
「まいごじゃないです。おうちならここなので」
「え？」
女の子が指差したのはひらがなの表札のある家で。
「....ここって目黒くんの家、だよね、」
「はい、そうです。パパにカギもらうのわすれちゃったからはいれなくて」
「え.........パパ！？」
私の大きな声がおんぼろアパートに響き渡った。
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cleam(プロフ) - あちゅ。さん» ありがとうございます....！実際に体験を....😳懐かしさまで感じていただけるなんて光栄です😭そして別作品にも興味を持ってくださりありがとうございます（ ; ; ）とっても嬉しいです（ ; ; ） (2021年12月25日 23時) (
レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - Yuiさん» ありがとうございます（ ; ; ）感情移入までしていただけるなんてとても嬉しいです（ ; ; ）待ち望んでくださる方がいてとても幸せです。残り数ページで短編を投稿することにしたので、最後まで楽しんでもらえたら幸いです。 (2021年12月25日 23時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - しぇるさん» しぇる様、初めてのコメントありがとうございます....！そして嬉しいお言葉をありがとうございます（ ; ; ）余力がなくて移行が出来そうにないので、短編だけ書かせていただくことになりました....！続編を希望してもらえて光栄です。ありがとうございます（ ; ; ） (2021年12月25日 23時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - saeさん» ありがとうございます（ ; ; ）他の読者様からも有難いことに続編希望のコメントを頂いておりまして、続きを書こうと思ったのですが移行するほどの余力もない為、残りの数ページで短編を書くことにしました....！楽しんでもらえたら嬉しいです。 (2021年12月25日 23時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - ﾗ ｲ ｽさん» ありがとうございます（ ; ; ）きっとめぐろくんと生活を送ることが出来たら、支え合って凄く良い家庭になりそうですね☺️ (2021年12月25日 23時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年11月13日 22時
