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ソクジンさんは思っていたよりもとても話しやすい人だった。好きな食べ物や映画の話、子供の頃によく食べていたお菓子の話なんかしながら会話は弾んでいた。
JN「Aちゃんは22歳だけど、俺は28歳だし６つも歳が離れてるけど嫌じゃない？」
「嫌じゃないですよ…！」
急にそんな事を聞いてきて嫌なんて言える訳もなく咄嗟に答えた。
でもソクジンさん、付き合ってる人とか居ないのかな？
「あの、ソクジンさんこそ、
…お付き合いしてる方とかいたんじゃないですか？私なんかと結婚の話なんて 「「付き合ってる人なんて居ないよ。」
被せ気味に答えてきたソクジンさんに少しビックリする。
JN「あ、ごめんね？付き合ってる人は居ないよ。仕事も忙しかったし、どうも恋愛とかには疎くて…」
「そうなんですか。ソクジンさん、素敵な人だからモテそうなのに。」
ソクジンさんは私から出た"素敵な人"と言うワードに反応して「俺が〜！？」何て言ってあからさまに上機嫌になった。
…何だか可愛い人だ。
ブーッ
ブブッー
「あ、ソクジンさんすいません。電話が…」
JN「ん？全然いいよ。出ておいで」
ニコッと私に笑いかけていたソクジンさんが携帯の画面を見て止まった。
画面には
"귀여운 태형아"(可愛いテヒョンア)
JN「…。誰？男？」
ソクジンさんの声が急に低くなる。
…？あれ、なんかさっきと雰囲気、違う…。
「あの…弟です！私の弟！」
JN「…弟くんか〜！Aちゃん弟がいるんだもんね！あ、ごめんね？早く電話出ておいで!」
ソクジンさんはすぐに優しい笑顔に戻った。
気のせい、かな？
お店から出て電話に出るとテヒョンが、"ヌナ〜！どこにいるの？？暇だよ！母さんと2人で家に居るの気まずいよ！"なんて散々文句を言っていた。
YG「ヒョン、恋愛に疎いなんて散々遊んできて良く言いますね。」
JN「ユンギヤ。絶対に余計な事は言うなよ。」
YG「わかってますって。
後さっき、ちょっと怖かったですよ。」
JN「あ〜本当？気をつけなきゃ。
やっとAちゃんを手に入れられるんだから
、最初はうんと甘やかさないと、ね。」
そんな会話がお店の外にいる私の耳に入るはずもなかった。
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チャンタマ(プロフ) - 二足歩行のアザラシさん» ありがとうございます！小説投稿するの初めてで緊張してたんですが、とっても嬉しいです！頑張りますね！！ (2020年12月16日 10時) (
レス) id: a86a62ab10 (このIDを非表示/違反報告)
二足歩行のアザラシ(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2020年12月16日 9時) (レス) id: 56c49b1c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャンタマ | 作成日時：2020年12月15日 19時
