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他愛もない話をして時間は過ぎ、私達はレストランを出た。
緊張したせいかなんだか凄く疲れた。早く帰りたい。
化粧を落としてゆっくりお風呂にでも浸かろう…
なんて考えていると
JN「あの、よかったらAさんともう少しご一緒したいんですが…」
…
父「もちろんですよ！どうぞどうぞ！」
「ちょっと…！お父さん勝手に！！」
私が小声で父に文句を言うと
母「ねぇA。アンタが失敗したら私達家族おしまいなの。分かるよね？テヒョンの将来も台無しになるの。…私達のためにちゃんとしてよ？」
母が私にしか聞こえない様に耳打ちをしてきた。
母の言い方には腹が立つけど、テヒョンのため、だもんね。
「ソクジンさん、どこに行きましょうか。」
私がそう聞くとソクジンさんは嬉しそうにパァッと笑顔になり話出した。
JN「Aさん、お酒はお好きですか？僕の友人のバーに行きましょう」
「分かりました」
ソクジンさんのお父さんにも挨拶を済ませ、私はソクジンさんの車に乗り込んだ。
JN「ユンギのとこのバーまでお願い。」
そう運転手さんに伝えると車はゆっくりと発進した。
高級車に運転手付きかぁ、流石超お金持ち…
ふとソクジンさんの横顔を見つめる
‥‥凄く綺麗。
ソクジンさんも結婚なんて不本意だよね、
こんなにカッコよかったら恋人くらい居るだろうし…
JN「あの、僕の顔に何か…？」
「あ、いえ！何も！！すみません…」
…ダメだ。凄く緊張する。会話もない。どうしよう。
JN「…どうしてももう少し2人で話がしたくて、すみません。急に2人だなんて迷惑ですよね？」
ソクジンさんが眉を下げて笑いかける。
表情一つ一つが美しくて見惚れてしまう。
「迷惑じゃないです。ただ緊張してしまって、すみません。」
俺もすごく緊張してるよ、とソクジンさんが私に微笑みかける。
そんなソクジンさんの優しい笑顔にドキッとした。
初めて会った私の結婚相手はとても美しくて暖かくて不思議な雰囲気を纏った人だった。
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チャンタマ(プロフ) - 二足歩行のアザラシさん» ありがとうございます！小説投稿するの初めてで緊張してたんですが、とっても嬉しいです！頑張りますね！！ (2020年12月16日 10時) (
レス) id: a86a62ab10 (このIDを非表示/違反報告)
二足歩行のアザラシ(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2020年12月16日 9時) (レス) id: 56c49b1c87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャンタマ | 作成日時：2020年12月15日 19時
