遠足�� ページ20
康二said
目を覚ますと、俺はベッドに寝かされていた。どうやら、宿舎の医務室らしい。
部屋の隅には先生らしき人が座っている。すると視線に気づいた先生らしき人が振り返った。
「起きた？」
「はい。あの、、、」
「あ、京本大我です。いつもは相談室でカウンセラーやってます。今日は松村先生の代わりに来ました。大我先生って呼んでくれたらいいから。」
「めめは？」
「あぁー、目黒ならラウールと一緒にお風呂行ったよ。」
「あぁ。そうなんすね。」
大我先生。初めて会ったけど良い先生そう。外ではキャンプファイヤーの楽しそうな音が聞こえる。
はぁー。めめが来たら謝らんとな。あと、樹先生とラウールも居ったっけな？
ガチャッ
「康二君！目、覚めたの？大丈夫？痛いところとかない？」
「うん。大丈夫やよ。めめも大丈夫？」
「俺は全然平気。」
「あの、、、めめ、ごめん。心配かけて、ほんまに、ごめん」
俺の頬を何かが流れていく。あぁ涙だ。
「康二君、泣かないで。」
めめがそう言って俺の頬を流れる涙を指で拭った。
「康二君、もうちょっと俺に甘えてよ。まだ、出会ってそんなにたってないから信用できないのはわかるけど、もっと頼ってほしいし甘えてほしい。」
「めめ、ありがとう。でも、、甘えるって言ってもどうしたらいいんか分からんねんけど。」
「何か、してほしい事とかない？」
「あ、じゃぁ体温計取って欲しい。」
「ハハッ！そんなんでいいの？大我先生！体温計どこー？」
「あぁーそこの箱ん中」
「ありがとう。はい、康二。」
「ん。ありがと。」
体温計を脇に挟んで、1分待つ。
ピピピピッ
計り終わって表示を見ると３７度３分
「大分下がったね。もう、部屋返ってもいいよ。」
大我先生がそう言った。でも、今はちょっと西山君に会いたくなかったから俺は医務室に残ることにした。
「目黒はどうする？どっちでもいいよ。」
「めめ、俺一緒に居ってほしい。これは、甘えてることに入る？」
「ふふ。入るよ。大我せんせー！俺、残りまーす！」
「はいよー。」
「め、、、めめ、あのさ、こ、こんな事ゆったらキモイって思われるかもしれんのやけど、一人で寝るの嫌やから、一緒のベッドで寝てくれへん？」
「甘えん坊さんだね。」
「や、ダメやったらいいんやけど。」
「全然。嬉しい。」
俺のベッドに入ってきためめは、「おやすみ」そう言って俺の事を抱きしめた。
安心した俺はすぐに夢の世界へといざなわれた。
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月見ＵＳＡＧＩ(プロフ) - はらさん» めめこじの話、今のふっかのお話が終わり次第書こうと思っています。もう少し待っていただけると幸いです。 (2020年3月1日 18時) (
レス) id: 020b3410a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございます！あべさくの学生時代を覗き見している気分になりました^^安定にふわふわで可愛かったです！ありがとうございます！ またリクエストさせていただきます^^ (2020年1月15日 0時) (レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
月見ＵＳＡＧＩ(プロフ) - ゆうさん» あべさく放課後デートのお話、いかがだったでしょうか？またのリクエストお待ちしております！ (2020年1月14日 22時) (レス) id: 020b3410a1 (このIDを非表示/違反報告)
はら(プロフ) - コメント失礼します！リクエストなのですが、めめこじで絡まれてる康二を助ける目黒とかみたいです！よろしくお願いします！ (2020年1月7日 21時) (レス) id: 4b0a14856e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼します！リクエストお願いできますでしょうか？あべさく放課後デートで二人で本屋さんに行き、阿部ちゃんは参考書をさっくんは漫画を買います。その後できたばかりのカフェでデザートを食べて帰るお話をお願いします！ (2020年1月1日 23時) (レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見ＵＳＡＧＩ x他1人 | 作成日時：2019年12月24日 21時
