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阿「目黒はさ…何でAさんに別れようって言ったの?」
「仕事をこのまま続けていたら…必ずAに迷惑をかけると思って…俺のせいでAが嫌な思いとか辛い思いしたらって考えると…もう耐えらんなくて…っ…」
「将来Aを幸せにする自信が無かったんすよ…」
うんうん、と相槌を打ちながら聞いてくれる阿部ちゃん。
阿「……でも、まだ忘れられないんだ。」
「…はい。…悪いのはどう考えても俺だし今Aがどこでどんな生活をしてるかなんて少しも分からないですけど…。Aが居ないと俺…ダメみたいっす。」
阿「……うん。その気持ちよく分かったよ。」
「俺さ、目黒がSnow Manに入って来てくれてから…目黒の事心配だったの。ふと見せる悲しい表情とか…でも最近は何だか目に色が戻ってきたような感じ?がして安心してた。」
「目黒の中でAさんはすっごく大きな存在なんだね。」
「同じグループの中にライバルというか…そういう人が居るってのは難しいけど…俺はどっちを応援するとか味方とかは無いから。」
「ただ…何か困ったり話聞いてほしいって時はいつでも言って?いくらでも聞くし。」
「はい…っ…ありがとうございます…っ…」
阿部ちゃんの言葉は凄く胸に響いた。
本当に最高の先輩を持ったな…
「俺、後悔する事が無いように…頑張ります。」
阿「うん、頑張れ。」
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その後は申し訳ないけど阿部ちゃんに奢ってもらい、家に帰った。
ベットに座って考える…
とにかく早くAに会いたい。
行動しないとな。男らしく。
自分の中で、1つ決心する事が出来た気がした。
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作者名:Mearu | 作成日時:2020年7月3日 12時