推しと元彼は同じグループ【雪男】

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翔太side

__________翌日


今日は雑誌の撮影がある。
LIVEの次の日だから体が重い。

でもいつもより元気なのはやっぱりAさんのおかげなのかな………

っなんて女々しいにも程があるな。俺。


ｶﾞﾁｬ

「おはよー」

スノ-翔太「おはよー」

深「なんか翔太がシャキッとしてんの珍しくな
　 い？」

佐「いつもはめっちゃ眠そうなのにね」

向「何か良いことでもあったん？」

「まあ、な」

照「そうだ、話変わるけど昨日のあの用事って
　 何だったの？」


話変わってねーよ。

照の言葉を聞くと自然と皆が集まってきた。



「LIVE終わりにさ、可愛いっていう子の話したじゃん。」

阿「あぁ〜したね。」

「んで、帰るときに忘れたスマホ取り行った
　ら、いたんだよね。その子。」

照「………は？」

舘「……どういう事？」

「医務室に運ばれてって帰ろうと思ったら誰も
　いなくて迷子になったって。」

深「そういう事か……」









「俺、その子の事本気で好きになっちゃった。」


8人「…………………えっ?!?!」


佐「ちょっと待って理解出来ない。え？好き？」


「うん。好き。」

「皆はステージの上からしか見てないと思うけど実際近くで見ると………まじで可愛い。」

「話し方とかも……全てが魅力的でさ……」

「なんかこう…ドキドキして、あぁ、これが好きって事なんだ…みたいな…」


阿「でも翔太は、その方の事何も知らないよね？」

「いや、名前と連絡先教えて貰った。連絡先は強引に聞いたけど。」









8人「はぁぁぁぁぁぁ？！？！？！」



照「え、それガチ？」

舘「簡単に連絡先なんか教えちゃだめだよ」

「いや、それくらい本気だってこと。」

深「ちなみに名前は？」


「えっ？Aさん。」









目「………は？」

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