雪娘は淫魔

絶叫系は断固拒否です ページ13

※６人体制






岩「どうも！」


全「SnowManでーす！」


宮「ナガシマスパーランドに来ました！」


佐「いえぇぇぇぇぇぇい！！」


阿「、、、」


　『、、、』


宮「全11種類のジェットコースターがあるんですけど

　 その11種類を制覇してやりたいと思います」


岩「ちょ、2人がさ(笑)」


深「どした、阿部と天童」


阿「、、、」


　『、、、』


　私は阿部ちゃんの手をぎゅっと握りしめて


　ブンブンと首を振る


　私たちはここに来る前に


　ジェットコースターマジ無理同盟を組んだのだ


　何があっても裏切りは無し


　オープニングの場所から


　最初に乗るジェットコースターまでの移動は


　阿部ちゃんと手をつないでトボトボと最後尾を歩いた


　『阿部ちゃん、じゃんけんに勝たなかったらいい話だから

　 頑張ろうね』


阿「、、そうだね」


全「最初はグーじゃんけんぽい！」


全「あいこでしょ！」


　『、、、嘘でしょ？！』


渡「うははははは！」


　私と阿部ちゃんがチョキで


　他全員はパーだった


阿「うわぁぁぁぁぁぁ！」


　阿部ちゃんが走って逃亡したのを


　私も追いかけて走る


岩「阿部、走り方が独特だな！」


渡「A、足おそっ(笑)」








.









　『はぁ、もうやだ』


　意を決して乗り込む


阿「やばいやばいやばいやばい」


　『あ、あ、あ、べちゃん

　 手離さないでね』


　これでもかというくらいの力で


　阿部ちゃんの手を握り締める


阿「なんでチョキだしたんだろう」


　『一生の不覚だ、、』


渡「じゃんけんも人生だから」


　何を言うてるんだ、渡辺


スタッフ「スタートー！」


　スタッフさんの明るい声と共に


　ぷぁーーー！という音で動き出した


　阿部ちゃんは残ったメンバーに手を振るが


　私は目をつぶって歯を食いしばった


　『あぁあぁ、登ってる

　 どこまで行くのおぉぉ』


　今どこにいるのか見ようと目を開けた瞬間


　『うぎゃあぁぁぁぁぁあ！』


　急降下し始めた


阿「うあ"−−−−！

　 無理無理無理無理無理無理」


　『、、、、』


　私は恐怖を通り越して

　
　言葉が出なくなった


阿「3.1415926535、、、」


　阿部ちゃんが円周率を唱え始めた頃で


　頭が真っ白になり私の意識はとんだ

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