目黒さんの家政婦です (ページ20)

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　『はぁ、、、』

　重い足取りで部屋の前に立つ

　ガチャ

　ドアも重く感じる

目「おかえりー」

　リビングのドアからひょこっと

　目黒さんが顔を出す

　『もう帰ってたんですか！

　すみません

　すぐご飯作りますね』

　急いで荷物を置いてキッチンに立つ

目「別にゆっくりでいいよ

　てか、顔色悪い

　しんどい？」

　キッチンのカウンターに座って

　
　顔を覗き込んでくる

　『大丈夫ですよ！』

目「そ？」

　『久しぶりのバイトで疲れたのかも(笑)』

目「ならいいけど

　何かあったら言えよ」

　カウンターから腕が伸びてきて

　頭をわしゃわしゃされる

　『んふふ

　ありがとうございます

　ご飯できたら呼ぶので

　ゆっくりしててください！』

目「おう」

　目黒さんはカウンターを離れ

　ソファーに座りテレビを付ける

　その姿を眺めながら

　ただでさえお世話になってるのに

　これ以上迷惑なんてかけられないって感じた

　

　