22 ページ22
村「4番につけ」
『はい』
4番の席に向かい
『サクラです
お願いします』
客「おぉ〜
新人か!
座れ座れ!!」
金持ちそうな小太りのおじさんの横に座る
『失礼します』
客「可愛い顔してるなぁ」
ガサガサの手が
私の頬をなでる
『、、、ありがとうございます』
客「サクラちゃんも飲みな!」
匂いからして度数のきつそうなお酒を進められる
、、、未成年だし
お酒飲んだことなんてない
『いえっ、あのっ』
断ろうとしたら
ふいに視界に入った村上に睨まれた
『、、、いただきます』
もうどうにでもなれと思い
ごくりと飲めば
のどが熱くなるのがわかる
客「いいね〜
サクラちゃん!
いい飲みっぷりだよ!」
.
そこからの記憶はあまりない
気が付けば帰り道の公園の前を歩いていた
.
『うっ、気持ちわる』
恐らく大量の酒を飲んだのだろう
千鳥足で公園に入って
自販機で水を買う
『んぅーー』
酒のせいで力が入らなくて空けられない
『あーもう最悪』
その場にしゃがみ込んでペットボトルから手を離す
『、、、頭がグラングランする』
.
しばらくその体制でいると
パキっとペットボトルがあいた音がした
?「どうぞ」
あいたペットボトルを差し出され
『、、、ありがとう、ございます』
受け取り、顔を上げる
そこにいたのは
.
『えっ、、、、、、』
、、、、、、岩本さん
2004人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あぼかど | 作成日時:2020年1月22日 18時