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(リビングにて)
乃愛「ねぇ、ママ〜？体操服知らない？」
「あと、トリ◯オンの台本も」
『えっ！…体操服は知らないけど、蓮くんのは、床に置きっぱで、モコたちの遊び道具に使われそうだったから取り上げて、そこに置いてるよ？』
「そこ…？」
『棚の上』
「…あ、あった！A、マジでありがとう！よかったぁ」
『自分のものぐらいちゃんと自己管理してよ〜
私が入院する間、2人ともどうするのよ…』
乃愛「えぇー！なんでパパのはちゃんとあって、私のないのー！」
『なんでって、昨日の晩ちゃんと確認したけど、洗濯機に入ってなかったもん」』
乃愛「えっ！持って帰ってきたもん！絶対」
「ほんとに探した、鞄の中、漁ってみな？」
乃愛が、鞄をドサっとひっくり返すと、くしゃくしゃになったテストなど、いつ食べたかわからないお菓子の袋と砂が落ちてきた。
ちらっとテストの点数見えちゃったけど、見てないことにしておこう！笑
やばいでしょ、0点って！！
『あった…？』
乃愛「ない！」
「出てきたのは、数学のテス…「あぁ、もう！！なんでもないです、なんでもないです」」
横目で睨まれて、もう！絶対言わないで！ママにダブルで怒られるんだからと小声で呟くと、
Aが来て
『また、こんなにも散らかして〜。ないんだったらちゃんと今日、両方とも持って帰ってくることわかった？じゃないと、ママ洗濯しないからね』
乃愛「はーい。」
『はい、お弁当。早く行かないと、遅刻するよ』
乃愛「…うわ、やっば！今日、私、日直で教室の鍵開けないといけないのに〜！
じゃあ、行ってきます！！」
蓮・A「いってらっしゃい」
『気をつけてね〜』
「慌てすぎて転けんなよ〜」
玄関のドアがバタンと閉まって、やれやれなんて思えば、問題が１つ。
「これ見た？」
『見てない』
くっしゃくっしゃにされた数学のテスト用紙を手に取って広げて、見せると…
『……もうひどすぎて言葉も出ないんだけど』
「だよね…俺でもさすがにこの点数は取ったことない」
『誰に似たんだか…教えてくれているあべちゃんとラウールくんにほんとに申し訳ないわ』
「でもさ、ラウールに絶対聞かれる。本当のこと言うべきだよね？」
『そりゃ……うん。』
「あー、会いたくねぇ…」
憂鬱な気分で、臨月手前のAに負担をかけないように、掃除と洗濯すると時間がきた。
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桜桃(プロフ) - 雪姫さん» 雪姫さん、とても嬉しいお言葉ありがとうございます。かっこいい…と言っていただけて嬉しいです🎶 (2023年3月8日 14時) (
レス) @page8 id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - めめええぇ〜と叫んでしまいそうなくらい、最高です。かっこいいわ…続き待ってます。 (2023年3月6日 1時) (レス) @page7 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - モフさん» ありがとうございます😊 (2023年3月4日 14時) (レス) @page3 id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
モフ - めめ、最高！ (2023年3月4日 12時) (レス) @page2 id: cad6fed786 (このIDを非表示/違反報告)
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