いつもの ページ5
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歩みを止めた私にあやが不思議そうに見る
A「・・ん〜／／／！！！」
隣のあやに声にならない声で訴える
キョトンとしてるあや
・・そっか。さっき私の方見てたから気づいてなかったんだ・・・
A「い、い、今さ、、すれ違った人・・・みつかも・・・」
あや「・・・・・・・え？！」
バッ！！と後ろを見るあや
でも、もうそこには誰もいなくて
あや「ホントにほんと？？？やだー言ってよ〜」
A「だってぇ〜一瞬だったし、目しか分からないから自信ないけどさー」
残念がるあやは横尾担
でもメンバーに道端で会えるなんてどんだけ徳を積んだの←
そんな話をしてあっという間に目的のお店に着いた
お店のドアを開けると落ち着いた雰囲気のお店
この時間だから人は疎らだけど
お店に入っただけでこのお店がすごく洗練されていることはよく分かる
案内されたのは仕切りがある半個室
あや「半個室っていいよね、プライベートが守られる感じだし、落ち着く〜」
笑顔のあやとさっそくメニュー表を見始めた
何点か頼んでお互いにお酒は強くないから
ノンアルコールのドリンクを頼んだ
食事が運ばれて
お腹も少し膨れた頃
あや「今日のキスログみた？みっくんもしかしたら書いてるかもよ」
A「あーまだだった！どれどれ」
毎日のルーティンととなってるキスログの確認
私の好きな北山さんは22時過ぎにupされることが多いから
私は寝る前に確認してから就寝すると安眠できるかな...なんて思いながらこの1年はそうしてて
今日はご飯食べてる途中だけど
Kiと書かれた赤く染まったパネルをタッチする
『 FRY
どもん
今日は薮と飯いった〜
-----------------------------』
A「ははっ、また薮君とご飯行ってるー」
あや「ほんと仲良しだよね、付き合ってるのかな笑」ニコニコと笑うあや
A「あーー····もういっそそうして欲しい(笑)」
私もつられて笑ってしまう
あや「分かる分かる!!!自担に彼女とかキツいよね」
A「そうそう、いたとしても隠し通してほしい」
ほんと、自担に彼女がいるとか
ましてや結婚するなんてことがこの先あるだろうけど
.......今の私じゃ耐えられない
そのくらい私達は彼らにハマっちゃってる
そんなことを思いながら
たぶんさっき会ったのは違うんじゃないかなって
もしかしたらっていう期待とあやと過ごした楽しさで少しふわふわしながら家路に着いた
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作者名：Tom | 作成日時：2020年4月11日 23時
