お花見のピクニック【回想編（亮愛Side）】 ページ47
-(回想)-
亮愛「今日はいい天気だね〜♪
ねっ、ひかるくん？」
何の根拠があるのかはわからんけど、蓮が辰哉の次の子の名前は照だ！なんて意気込んでるから、お腹にもひかる〜と話し掛ける。
お腹を撫でながらシートに座って、満開の桜を見ながら、お弁当を食べる準備をして、蓮たちが帰ってくるのを待つ。
「うぇ〜んっ！！」
聞き馴染みのある泣き声がした方を向くと、
蓮が大泣きの辰哉を連れてこっちに歩み寄ってきた。
亮愛「辰哉どうしたのー？」
蓮「歩いてたら、トンボが辰哉の目の前に飛んできてもうギャン泣き」
亮愛「初めての虫でびっくりしちゃったかな？怖かったね〜」
辰哉「まんま〜」
半泣きで手を伸ばしてきた辰哉を蓮から受け取って優しく背中をさする。
蓮「やっぱママがいいのか…」
亮愛「そんな落ち込まないの笑」
落ち込む蓮の肩を叩いて、シートに足を伸ばして座り辰哉を前向きに抱っこする。
蓮「ほらほら、辰哉が好きなバナナの妖精さんだよ」
辰哉の頭をよしよししながら、ぬいぐるみをふりふりして、いないいないばぁ！をする蓮。
亮愛「ふふっ笑 真顔すぎて辰哉怖がっちゃってるよ？」
蓮「ごめんごめん。え、どうすれば泣き止んでくれんの？」
亮愛「ん〜もっと笑顔でしてみるとか？」
蓮「いない、いないばぁ！笑」
辰哉「ふぇーんっ！！」
亮愛「だめなのぉ…よしよし」
それから蓮がいないいないばぁ！を何度繰り返して、私も一緒にあやしても泣き止んでくれず、私が抱っこして、少し歩けば、落ち着いた。
蓮が私の腕越しに辰哉の頭を撫でながら、「高い高〜い！する？」と手を広げて話しかければ、指を咥えた辰哉が蓮を見つめ手を伸ばした。
辰哉「ｸﾞｽｯ…ぱぁぱっ」
蓮「おっ！パパのとこ来てくれんの？おいで？」
嬉しそうな蓮に、辰哉を預けると
蓮「行くよー？たかいたかーい！」
辰哉「きゃははっ！」
身長が高いから、見える景色もいいのか、驚くほど辰哉は、上機嫌に。
蓮「嬉しいのー？そんな笑ってくれたらパパ何回もしちゃくなっちゃうよ〜
ねぇ亮愛、最初から高い高いするべきだったね」
亮愛「そうかもね〜でも、高い高いで泣き止んでくれるとは、限らないからね」
蓮「だよね。子育てって、ほんと大変だな…」
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このエピソードは、アルバムのお花見シーズンに初めて3人で行ったピクニックの写真の中の出来事でした。
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桜桃(プロフ) - 皆さん、お待たせしました！続編出したのでよろしければ覗いてみてください☺️ (10月1日 10時) (
レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 時期が来たら公開しますが、それまでに続編を読みたいという方は、ここのコメ欄か、ボードにお申しつけください☺️ 長々となりましたが、🍒よりお知らせでした (9月29日 15時) (レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - これらの3作品をお楽しみにしてくださっている皆様には大変申し訳ないですが、必ず戻ってくるのでお気に入りを外さずそのまま気長に待ってくださっていたら幸いです😌尚、陽だまりは移行が完了しましたが一時期間のみパスワード保護させていただきます (9月29日 15時) (レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - そこで『俺の嫁は、家事ができんっ！』『愛され蓮くんのパパは、アイドル廉くん』『パパは、パン屋さんっ！ごっ！』は更新停止させていただき、『陽だまり夫婦と8人兄妹』のみ今まで通り更新していきます🙇♀️落ち着いたら他の3作品も更新再開予定です (9月29日 14時) (レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 読者の皆様方へ コメ欄より失礼致します。日頃より私の作品をご愛読してくださり誠に感謝申し上げます。私事で大変恐縮ですが、卒論作成のため全ての作品を更新することが大変難しくなります😭 (9月29日 13時) (レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
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